susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

熊本ひとり旅【1】1日目、熊本の美容室とひとり居酒屋。

気づいたら半年経ってしまったのですが、4月に行ってきた熊本旅行のこと書こうと思います。

ひとりで2泊3日。

穂高養生園以来2度目のひとり旅、いつもダンナに全て任せっきりだったので、今回は旅行会社に丸投げしました。

ひとり旅なのにまあまあ金かかったな(爆)。

 

ちゃんとひとりで飛行機乗れたけど、いつの間に落っことしていたコートをどっかの子供に拾われたり、機内でスーツケース入れるところなくてアワアワしたり、側から見たら「はじめてのおつかい」だったことでしょう。

 

熊本空港に着いてからはレンタカーで熊本駅へ移動。

ホテルと複合施設が隣接しており、アミュプラザの駐車場へ停める。

 

とりあえずお腹が空いたので、チェックイン前に腹ごしらえ。

一応るるぶは買っておいたけど全く開いていないため、ここで店を探している際に熊本の名物が馬肉ということを知る。

ので、馬肉のロースト丼をいただきました。

おいしかった。

 

 

14時半に向かったのは、隣にある「THE BLOSSOM KUMAMOTO」へ。

フロントのおねえさんは優しく親切で、わたしが「なんとかプラザに駐車した」と施設名を適当にごまかしても丁寧に説明してくれた。

 

とりあえず部屋でくつろぐ。

せっかく持ってきたるるぶを開いて、見ているテイでの自撮り。

 

実は1日目は熊本市内の美容室に予約していたのでした。

旅行前の休日を潰さずに、さらには地元の人から情報収集できて、一石二鳥。

 

スマホで調べたところ、その美容室は「通町筋」というところにあるらしいので、熊本駅前から出ている路面電車で向かうことにした。

 

お店について、鏡の前に通される。

アンケートに書いた覚えはなかったのに「熊本の方じゃないですよね」と言われた。

わかります?と聞いたら、雰囲気でわかりますと言われる。

熊本の人はどんな感じなのか聞いたら、とりあえず列には並ばないと施術してくれていた2人の女性が見合いながら話していた。

先輩スタッフが席を外したので、20歳そこそこの若い女性スタッフにおすすめの飲食店を聞いてみた。

「熊本でおすすめのお店とか居酒屋とかありますか?」

「えっ、あんまりわからないんですけど、はま寿司ですかね?」

地元の貴重な情報をと熊本の美容室に来て、まさか全国チェーンを薦められるとは・・!

じわじわ来て、失礼ながらツボるわたし。

「あはは、はま寿司好きなんですよ〜、他にですか?ああ、なんかあったんですけど」

と言いながら、また黙りながら真剣にカラー剤をつけているのがまたツボる。

「ツボ浅くないですか?笑」

と言われ、ふたりでツボる。

「思い出したら言いますね」と、ちゃんとさっきの話に戻して本気で思い出そうとしているのが好印象だ。

「おもしろいの好きですよね?笑」

「わかります?笑」

そしてシャンプー台へ移動した時「あ、思い出しました」と彼女。

話していない間の沈黙から考えている様子が見られなかったのだが、ずっと考えていたのかと思うと可笑しくて笑いが止まらなかった。

「ははは、本当にツボ浅いですねぇ」と言われながら、「初めて会った気しないですね」とまで言われ、結局最後までずっと笑っていた。

 

彼女が思い出したのは、学生仲間と行った飲み会で利用した「ヨコバチ」という居酒屋。

その隣にあるおでん屋も良いとのことで、施術後早速向かってみることにした。

 

 

コバチ、あった。

確かに隣におでん屋さんがあるが混んでいそうだったので、こちらに入ることにした。

 

ひとり客用の席に通されたが、ほとんどの客は宴会だった。

美容室で熊本は米焼酎と聞いていたので、米焼酎辛子蓮根と刺身を注文。

たまたまメールが来ていた友人とやりとりしながら食す。

そんなにメールをしない仲なのに、なぜかわたしの旅行中にしてくるので、いつもわたしがどこかへ飛び回っているみたいな印象を与えてしまっている。

 

できたら酒店に寄りたかったけど閉店していたので、ファミリーマートでお菓子と酒とメイク落としを買う。

 

路面電車は停電でもないのに時々電気が消えたりした。

 

ホテルについてから大浴場へ行った。

客が少ないのかロッカーはガラガラだったのに、入って出たらなぜかわたしの上のロッカーを使用しようとしている女が現れた。

大浴場でも電車でもなのだが、空間が空いているのにわざわざ近くや隣に来るやつはなんなのだろうか?

 

 

ひとりの夜は静かで落ち着いた。

 

沖縄旅行2023【4】やちむん探しとウミカジテラス

二日目の夜は、ホテルモントレ沖縄付近に居酒屋が数件並んでいることもあって、ホテルから歩いて探すことに。

店の前で店員だかわからないおじさんに声をかけられたので、「沖縄の台所ぱいかじ」という店に入ることにした。

メニューは豊富で、沖縄民謡ライブも賑やかに開催されていた。

正直食べるのに夢中でほとんど背を向けていたのだが。

 

多分あちこちで食べたものと同じものだと思うのだが、紅芋天ぷらがうまい。

 

沖縄に初めて行った頃に食べて、苦手と思ってずっと口にしなかった豆腐よう。

泡盛が飲めるようになったから試しに注文してみたら、とっても美味しかった。

 

 

 

翌日ホテルをチェックアウトした後、ダンナが一度言ってみたいと言っていたショッピングモールへ向かった。

www.plazahouse.co.jp

昔作られた、外国人御用達のショッピングモールらしい。

 

輸入食品やオリジナル商品が陳列されていて、何を見ても面白い。

とか言いながら買ったのは、オリジナルのショッピングバッグとシールだけ。

 

 

どうしても、前日の「カフェこくう」で見たやちむんが忘れられない。

ああいうおしゃれなやつは、やちむんの里とかとは違うような気がする・・・

調べてみると、おしゃれな雑貨屋が立ち並ぶ、地元でいうジョンソンタウンのような場所が浦添市にあるらしい

行ってみよー。

susieblog.hatenablog.com

 

 

loco.yahoo.co.jp

沖縄なのにあんまり混んでなくておしゃれな場所があったとは・・・。

どこかのモデルさんが撮影をしている、それくらい写真映えする建物が立ち並ぶ。

やちむんを目的に雑貨店を次々とチェックするが、昨日のあの可愛いやちむんは見当たらない。

 

せっかく来たのだからと、カフェで見た個性的なものは諦めてやちむんらしいやちむんをひとつ買うことにした。

するとレジで会計中目に飛び込んできた一枚のチラシ。

「やんばるアートフェスティバルは明日からなんですよ、よかったら明日行ってみてください」と店員。

話を聞けば、大宜味村の廃校になった小学校でアートフェスティバルが開催されるらしい。

えっ、行きたい・・・!

だけど今日帰るんですわ汗

このフェスティバルにならあのやちむんが売っているかもしれない。

しかも小学校からは海が見えるらしく、そこで写真撮ったりも楽しそうだ。

よし、4月にまた来よう。

そう決めて、店を後にした。

 

 

のだが。

その後例のやちむんの写真を友人に送ったら、秒で誰の作品かを知らされてしまった。

しかもあれはやちむんではないらしいし、沖縄は関係なかったらしい。

 

 

帰りのフライトまであと少し。

これまたダンナの要望で、那覇空港近くに出来たウミカジテラスへ行くことに。

www.umikajiterrace.com

沖縄旅行、すっかり何も調べなくなったな。

 

ほう・・おしゃれで美味しそうな店がいっぱいある。

ていうか日差しが強すぎる。

 

わたしたちはここの席で青い海をぼんやりみながら昼食をとった。

 

正直毎回タコライスでもいいんだけど、シュリンプをチョイス。

どうせまた来るのだから、タコライス食べたくなったら来ればいい。

沖縄旅行2023【3】オーガニックカフェとホテルモントレ沖縄

職業柄冬は手が荒れまくるのだが、沖縄へ来れば1日で治癒すると言っても過言ではない。

反応しなかったスマホ指紋認証がちゃんと機能している。

 

 

朝食をとり終えたあと、昨日車で通りかかって気になっていたカフェを見たくて、少し散歩することにした。

 

実際自分の足で歩いてみると、カフェとカフェの間隔がありすぎるっていうか、暑いし遠いしで後悔した。

結局どこのカフェにも寄らず。

 

18年前にも写真を撮ったビーチが出てきた。

当時は冷たい風が吹いていたが、今回は真夏みたいな日差しが照りつける。

 

恒例のやつ。

 

 

今日こそリベンジしたい。

ネットで営業時間を調べ、Aさんおすすめのオーガニックカフェにダンナが電話する。

車内に店員さんのデカい声が響き渡る。

おもいっきり生電話を思い出した。年だな。

 

ランチの時間まで少し余裕があったので、昨日カフェに行く途中に通りかかった”ブランコ”に寄ってみたい。

一瞬見かけたけど引き返せない場所にあった、ブランコ・・・。

 

 

ナビに入れようがなかったけど奇跡的に辿り着きました、ブランコ。

まあ、検索すれば出てくるでしょうけど、それじゃあ味気ないってやつです。

 

よく見たらカフェだったようで、せっかくなのでドリンクを注文。

 

カップのイラストもおしゃれ。

 

 

前日よりもスムーズに、オーガニックカフェ「カフェこくう」に到着。

閑散とした場所にある割に、客がいっぱいいる。

女性が大半だが、成人で構成された家族と思しきグループや、男性2人組が大人しく味わっていたりもしている。

よく見たら店員は全員ノーマスクだった。

なにやらポリシーがあるっぽい。

 

メニューを注文後、客のいなくなったテーブルを見る。

な、な、な、なんだこのおしゃれな器たちは・・・!!!!!

どれもこれも全部良く、釘付けになった。

 

周りを見渡すと欲張って9品セットを頼んでいる者はわたししか見当たらなかったが、そんなことはどこでも良い。

とにかく器が気になる。

あと近くで馬鹿でかい声で話している女子が椅子の上で正座しているのも気になる。

食事はどれも手が込んでいて味わい深く、久々の酵素玄米ももっちりしていて美味。

 

 

帰りにレジ周辺をチェックしてみたものの器の販売等はなさそうで、かといって聞き出せそうな雰囲気の店員さんがおらず、気になったまま店を後にした。

 

外の気温、31℃。

一月の沖縄がこんなに暑いというわけではない。

わたしが晴れ女だということも関係しているだろう。

 

 

 

 

そのまま2日目の宿「ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート」に向かう。

予備知識がなかったが、新しいホテルだそうでとてもきれい。

ただ、駐車場の位置が分かりづらく、フロントになかなか辿り着けなかった。

 

客室もシンプルで清潔。

海が見渡せるけど、部屋が暗く、あまり長居したい空間ではないような気も?

 

全室ミラブル付き。

 

ていうか、ダンナがまた備考欄にわたしの誕生日で来ているとの旨を記載したらしく、部屋がアップグレードしていた。

 

誕生日や記念日だと自分から言えば、ホテルからなんらかの特典があると期待しているガメツイ人間だと思われたくないわたしは、たちまち不機嫌になった。

余計なことすんなって、何度も何度も言ったよね?????

 

気を取り直して、ホテルを散策。

 

 

ヒトデを触れる池を発見。

なんか気持ち悪いな。

 

記憶が不確かだが、スタッフの誰かにこのホテルで夕日がきれいに見える場所を聞いたら、この場所を紹介された。

 

・・・ギリギリすぎて、ビミョーだな。

 

 

沖縄旅行2023【2】名護の夕日とタイムトリップ写真

18年ぶりに来た万座ビーチホテル(現ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート)は時間帯のせいか面影がなく、レセプションにてハリウッドツインでなくても良いかと聞かれ、どちらでも構わないと答えたら3段階アップグレードしてもらった。

というか、ハイウッドツインの良さというものがいまいちわからない。

就寝中の人間にその程度の距離を感じることに価値があるのだろうか?

間に溝があることで逆に使いにくくなってはしないだろうか?と

まあ、別に良い、たまには離れて寝たい。

 

 

客室に到着。

目に飛び込んでくるはずだったベッド上の鮮やかな色の飾りピローがなくなっている。

清掃は行き届いており、あまりに窓がきれいだったせいで、バルコニーから客室に戻るときに開いていると思って思いっきり窓にぶつかった。

 

色々懐かしい気もするが、何しろ時間帯が遅く暗い。

 

さて、夕食難民になって早22時・・・。

今から外へ出かける気などさらさらなく、入浴後ルームサービスを頼むことにした。

 

採れたて野菜にシークワーサーと思しきドレッシングがとてもおいしい。

近くのコンビニで購入しておいた大好きな油味噌おにぎりと残波の酎ハイと一緒にいただく。

 

 

 

 

朝起きて窓の外を見てみると、やっと恩納村らしい海が見えてきた。
18年前に撮った写真からしか思い出せない記憶を辿り、客室の外へも出てみる。

 

そうそう、万座ビーチホテルといえば、この吹き抜けが印象的。

その後購入した我が家のマンションがコの字型になっており、どことなくこの場所に似ていて気に入ったのも思い出す。

 

 

朝の朝食会場のメニューカードにて判明した。

昨夜のドレッシングはシークワーサーではなくタンカンだったらしい。

どうでも良いが日本は中国人で埋め尽くされそうだ。

同じ時期にもかかわらず、18年前と比べると混みようがすごい。

 

ちなみに朝食ブッフェにはアレルギー対応の米粉パンがあったので、黒糖ジャムや紅芋ジャムなど沖縄ならではの美味しさをパンで堪能。

 

食べ終えたらやりたいことがあった。

18年前と同じポーズで撮る「タイムスリップ写真」てやつをやりたいのだ。

 

プールサイドにて早速やってみた。

一番変わったのはカメラの性能だろう。

童顔なためそこまで老けた感じに見えないが、確実に顔が四角くなっている。

プールサイドも位置は変化がないものの、何気に全てが変わっているのが面白い。

 

 

ホテルのビーチを軽く散策したあと、わたしたちは一旦別行動となった。

車を出して万座毛へ向かい、3年と少しぶりに同僚のAさんと待ち合わせの場所へ。

久々の再会にお互い恥ずかしがりながらも、思ったよりすぐに接し方を思い出し、目的地も決めぬままおしゃべりが弾んだ。

というか会社がクズすぎて話が尽きないのだ(爆)。

18年前とは打って変わって、万座毛には近代的な施設ができていた。

中には土産屋や飲食できるスペースがあり、なんなら沖縄の伝統衣装「琉装」で写真も取れそうだった。

 

万座毛からの海を眺めながら、会社の悪口。

わたしは同じ現場に悩みを相談できる人があまりいないので、離れていれど話が通じる人と話せるのが嬉しくて仕方なかった。

 

予定よりかなりオーバーしたが、ダンナもいることなので昼前に別れた。

 

 

ダンナに連絡すると、ホテルから歩いて御菓子御殿に来ているらしい。

早速車で向かったが、通り沿いにおしゃれなカフェが何軒もあって、歩いてきた方が楽しそう。

 

御菓子御殿前でもタイムスリップ写真をパシャリ。

うろ覚えで撮ったので位置が全然違ったが、なかなか見応えのある違いが楽しめる。

18年前はこんなに美味しいものがあったのかと思いながら紅芋タルトを試食したものだが、今は美味しいものが世の中に溢れすぎているような気がする。

 

その後、運転を交代し、Aさんに薦めてもらったオーガニックカフェに向かうことに。

 

かなり、かなり走っているのだが、なかなか辿り着かない。

 

やっと着いた・・・と思ったら、

 

定休日。

まあ、よくあることよ。(無計画だから)

 

昨晩に続き、またもランチ難民になるのは絶対に避けたい。

古宇利島に行けば何かしらあるのではないかと思い、ひとまず古宇利大橋へ。

 

初めて助手席から眺める古宇利大橋。

運転初心者のダンナのハンドルを握る手は、なぜか小指が立っている。

 

橋を渡って割とすぐのところに古宇利島ふれあい広場という施設が広がっており、そこで何かしら食べられそうだったので車を停めた。

 

www.kourijima.in

 

美味しそうなものがいっぱいあったのだが、ここはやはり沖縄料理を食べたい。

定食が食べられる店に入り、わたしはラフテーとジューシーを注文。

ひとまずランチ難民を逃れられた。

 

 

その後、向かうは名護のブルーシール

 

馴染みのエリアにテンションが上がる。

 

店の壁がインスタ映えしそうな感じだったので、インスタには載せないけど撮影。

 

数年前からチョコレートは食べているが、乳アレルギーなのでアイスまで手は出していなかった。

しかしここ最近アイスを許している。

身体もアイスを許しているのかあまり症状が出ない。

卵も入っているはずなのだが・・・。

ここではアレルゲン不使用のパイン味を期待して入店したのだが、それを上回る「そらとぶピカチュウアイス」なるアレルゲン不使用かつダブルのアイスが販売されており、迷わず注文した。

店員のお姉さんもめちゃくちゃ優しく、ほんわかした時間をここで過ごした。

 

 

そろそろサンセットの美しい時間。

名護の海からは少し明るすぎたので、車を走らせてハレクラニ沖縄へ向かう。

 

ただ夕日を見に行くだけは忍びないので、ホテル内のブティックへ入る。

ずっと欲しかったロゴ入りマグカップをふたつ買う。

サンセットウィングのロビーに行くと、きれいな夕日が海を照らしていた。

 

 

 

 

 

 

夕食はそのままホテル前のお馴染みの居酒屋へ。

umimonogatari.gorp.jp

 

手始めに泡盛「萬座」を注文する。

ここは何を頼んでもだいたい美味しい。

そして何より沖縄民謡ライブがあるのだ。

しばらくしてから以前にも見たことのある男性がマイクの前へ立ち、沖縄民謡を披露。

 

ネムーンで来ている若いカップルにオリジナル曲も披露し、カップルの新妻が涙しながら聴いているのを目にしながら、もずく天ぷらを頬張る。

もし、わたしが同じ状況で自分達のためだけに曲を披露されたら・・・

きっと引くだろう。

なぜ引くかは自分でもよくわからないが、わたしはとにかくよく”引く”。

しかし多くの人々は感動して泣くのだろうと思う。

「感受性 感動しにくい」とスマホで検索していたら「この曲はオリジナル曲なので検索しても出てきませんよ」とマイクで言われてしまった。

不本意だ。

 

 

 

沖縄旅行2023【1】波上宮と浦添パルコシティとアメリカンビレッジ

コロナウィルスが世界を席巻してはや3年。

初めは大人しくしていた人類もすっかり慣れてしまい、今や都内ホテルは外国人観光客で満室続き。

人手不足な職場で毎日働き詰めのわたしは思った。

なにか目標が欲しい・・・。

 

 

「そうだ、沖縄へ行こう♪」

 

 

ワクチン未接種なわたしは陰性証明書があれば全国旅行支援が利用できそうだったが、健康なのにも関わらず陽性反応が出てしまったら馬鹿みたいなので、支援を受けずに旅行を予約した。

とはいえ、前回のように高級ホテルに泊まるには金が足りない。

susieblog.hatenablog.com

 

ということで、今回は、わたしとダンナが初めて沖縄に行った18年前に利用したホテルに久しぶりに泊まろうということになった。

その他諸々はノープランである。

 

2023年1月某日、始発電車で羽田空港に向かい、いざ出発。

毎回苦手だった旅行初日の早起きも、ここ1年5時半起き生活だったので今回は全く苦ではない。

空港のコンビニで朝から菓子類を買い込み、ほくほくした気持ちでダンナと離陸を待つ。

この日の強風でなかなか離陸できない主旨のアナウンスが機内に流れる。

 

「飛行機が故障しました」

「マイネームイズって本当は言わないんだよ、なんとかでござるって意味になるんだって」

後部座席のおばさんがうるさい。

後ろの修学旅行生は静かだねなどとダンナと言いながら、気を取り直して外にある緑色のラインの入った機体を見ていると、

「アナの緑は国際線?」「あっちは千葉?」

また後ろのおばさんが思いついたことを何でも口に出している。

「ねえ、(後ろのおばさんと)考えてることわたしと似てない?」

「おんなじ」

 

 

午前中のうちに無事に那覇空港に到着し、レンタカー店へマイクロバスで移動。

手配を終えた後、車で向かうは・・・えっと、ノープランですがどこへ???

「波の上神社に行きたい」

聞けば、空港近くにある海がきれいに見える神社があるとのこと。

「あのね、沖縄なんてどこだって海はきれいなんだよ。行く価値ある?」

飛行機に乗ったせいか胃が気持ち悪かったので、チップスターを口に入れてもらいながら文句を言うわたし。

「でも行ってみたい」

「あそ。じゃあ向かうよ」

 

 

というわけで、来てみました、波上宮

「あちいからマスク取っても神様怒らないよね」と上を向くと、デッカく『マスク着用』の文字。

いや、そろそろ良いでしょ屋外なら。てか24℃ありますけど?

 

沖縄らしく、シーサーがいる。

今年の初詣は簡素に済ませたため、こちらでもう一度参拝。

毎年利用してる神社のみくじがガチャ形式になっていてやった気しなかったので、こちらでも再び引く。

 

ブリトラブルイズ、ゴーン。

裏面には外国人観光客向けに英語で記載され、わかりやすい表現だからか日本語よりもスッと入ってくる。

 

城(ぐすく)のような広場を降っていくと、エメラルドの海が見えてきた。

まるで繋がれたリードから解放された犬のごとく、ダンナが海の方へと小走りで向かう。

まあ、きれいはきれいだけど、沖縄の海はだいたいきれいだから・・・。

 

 

気が済んだ一行が次に向かうのは・・・どこ???

 

浦添のパルコシティ。」

 

パルコなんてどこでもあるじゃんと呆れるわたしにダンナは食い下がる。

「だって、フードコートからきれいな海が見えるんだよ!」

「だからさ、沖縄の海はどこでも(略)」

一度自分の目で確かめないと納得できない性分のダンナは、何が何でも諦めない。

その諦めなさ、別のところで使ってくれないかな?

 

というわけで。

 

 

はいはい、おっさん、連れてきてやったよ。別に普通にキレーな海だけどね!

納得したダンナは機嫌が良い。

まあ、わたしもまるでノープランでどこか思いつくわけでもないし、暮らすように沖縄を旅するのも悪くない。

 

2019年夏にできたばかりの浦添パルコ、いざ入店。

 

はじめに目に飛び込んできた『無重力マッサージ』に大興奮するわたし。

昨年からこれにハマり、見つければ利用していたのである。

驚くのも束の間、視界の左にはこれまた興味をそそるVR体験。

ホラー実体験室ってなに!?マリオカートめっちゃやりたい・・・!!

以前の大阪旅行と同じ工程をなぞりそうになったが、残念なことに営業しておらず断念せざるを得ない結果に。

 

susieblog.hatenablog.com

 

だいぶ沖縄にいることを忘れる。

 

フードコートに行く前に、サンエーで大好きなうむくじ天ぷらとこの日の夜食べるお菓子を買っておく。

 

フードコートはお馴染みのエンダーから沖縄のソウルフードなど、観光客のわたしたちにとっては充実のラインナップで、わたしはずっと食べたかったタコライス、ダンナはステーキハウス88の定食セットを注文。

海が一望できる席を何とかゲットし、写真をパシャリ。

潮風のせいか口がしょっぱいと思ったら、車で食べてたチップスターのせいだった。

 

いつも食べている地元の沖縄料理屋のタコライスに比べると、注文したきじむなぁのタコライスはチーズがあまり入っておらず、肉も脂っこくないさっぱりとした味だった。

どちらにせよタコライスはうまい。

 

海はきれいだが、海より車を目で追ってしまう。

なんだかんだで1年半以上、自家用車を探している我が家。

必要以上に車に詳しくなってきているが、一向に欲しい車が見つからない。

一体皆どうやって車を選んでいるのだろうか。

ちなみに今回の旅では、Sクラスではなくアップグレードしたスバルのインプレッサを利用しているのだが、早くも腰が痛くなってきていてしんどい。

運転操作と見た目は好みなのだが・・・。

 

 

 

 

次に向かったのは、美浜アメリカンビレッジ

過去2回行ったあのおしゃれカフェにまた行きたい。

クリスマス一色の通りを抜け、顔抜きパネルで一通り写真を撮ってから向かったのは、

 

”vongo&anchor”。

 

 

ドリンクを待っている間、店オリジナルの商品を眺める。

おしゃれなマグカップがあったら買いたかったのだが、それらしいものは見当たらず。

ダンナに言われて気づいたが、店員全員ノーマスク。

よく見たら客も日本人がいなく、テラスでビールを飲む外国人がまたサマになっている。

 

 

 

ここで、沖縄出張で知り合った同僚から一通のメールが。

わたしが送った年賀状が1週間後のこの日に届いたらしく、沖縄に来ているなら会いませんか?とのことだった。

心臓が高鳴り、もはやのんびり旅のモードではなくなるわたし。

 

久々に会える・・・

 

だけど、久しぶりすぎて、どんなふうに仲が良かったか少し忘れてる・・・!汗

(そういうことってないですか?わたししょっちゅうですけど)

 

 

 

仕切り直して。

実はダンナがこの度自動車免許を取得したので、ここからはダンナに運転してもらう。

しっかりと初心者マークを貼るが、この後後ろの初心者マークが行方不明になる。

 

 

ほやほやの初心者ドライバーの助手席なので、左手でがっしりとアシストグリップをつかみながら、シャッターチャンスを待つ。

しかし適性検査の結果が悪かったダンナはそれを自覚してか、わたしなんかよりもとても慎重な走りを見せる。

 

 

一旦トイレ休憩に寄ったどこか(知らない)。

ヴィレッジヴァンガードがあったので、軽く店内をパトロール

 

 

その後、ダンナが気になっていたスポット”シーサイドドライブイン”にも寄る。

店内で軽食が食べられるようだったが、昭和で時が止まったかのようなレトロ感と妙な空間の広さが居心地悪く感じられ、ここでは食べずにオリジナルマグカップがあるかどうかをチェックして退散。

事前に熟読していた「写真ライフ」に載っていた撮り方で、店のネオン看板をパシャリ。

 

 

気づけばホテルのチェックインの時間を大幅に過ぎている。

夜ごはん難民になりそうなことはひとまず置いといて、とりあえずホテルへ急ぐ。

 

大阪&神戸旅行【3】神戸の街を早歩き

※2023年1月18日。

大阪記事が中途半端に終わっていることに今気づく。

なので、半年前のぼんやりとした記憶を辿り、一応最後まで綴ろうと思う。

 

 

えっと・・・どこだっけ・・・、

コンラッド・・じゃない、マリオット都ホテル大阪の朝食はこちら。

そうそう、大阪らしくたこ焼きがありました。

わたしは小麦アレルギーなので食べられませんが、こちらのホテルには米粉パンがあったのでありがたかったです。

 

とても眺めの良い席で、わたしは後ろを振り返れば外を気持ちよく眺めることができましたが、コロナ禍によりパーテーションがテーブルの真ん中に仕切られていて、ダンナはガラスとパーテーション越しに眺める形となりました。

 

2日目は大阪を出て神戸へ向かいます。

 

 

(どこの駅だかすっかり忘れてしまったが)ホテルの最寄り駅で見かけたポスター。

こういうユーモア、好きよ。

 

神戸に到着。

神戸は2度目。

1度目は多肉や文具にはまっていた時期に、目当ての店を目的に訪れました。

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つーか、パソコンがご無沙汰すぎて、コピペのショートカットキーをド忘れしてる・・(汗)

 

そうそう、この日は阪急へ向かったのでした。

なぜかというと、わたしの好きなゴービースタンプの店舗があるっぽい?とネットで調べ、これは行くっきゃないと向かったのですが、なぜかなかったんですよね(?)

調べ方が悪かったんだろうな・・・。

 

それで、一駅くらい先の文具店へ行きたくて、そしたらダンナが歩いていけるってので、のこのこついて行ったわけですが、いけどもいけどもたどり着かない。

しかも裏路地を歩いていたためか何にもない道をひたすら歩き・・・上の写真を見ると、その時のイライラを思い出す(爆)。

 

それでやっと見覚えのある店を見つけ、

「TOOTH TOOTH、行ったね」

と少し和んだことも思い出される。

 

で、また買おうと思っていたレターセットが売っていた店が、全然違う店に変わっており、愕然とする一行。

 

お腹もぺこぺこで、ちゃんと計画立てればグルテンフリーの店が近くにあったっぽいのだけど、そんな時間もなく、とりあえずショッピングモールMOZAICへ行くことに。

 

前回はここのホテルに泊まったので、土産屋なんかもゆっくり見たりしたのですが、今回はマジで時間がなかったため、お目当ての文具屋へ直行。

 

ナガサワ文具センター

なぜか前回は気づかず素通りした、ちょっといい感じの文具屋さん。

時間もないのにここでかなり時間を潰す。だって面白いんだもん。

 

 

 

名残惜しいが早歩きで通り過ぎる色々。

ええい、また来りゃいいんだい。

 

 

どこかでまた変なガチャ遭遇したけど、これは止めといた。

今更気になる。

 

 

 

 

そんなこんなで今回の旅はこれにて終了。

 

帰りでやっと食べられた昼食。

大阪&神戸旅行【2】マリオット都ホテル大阪に宿泊

 

宿泊先はせっかくならと前回とは違うところを探していたのだが、どこも高くてクラブフロアなんて全く手が届かない。

しかしどうせかける金なら有効に使いたい。

迷いに迷って選んだのがこちら。

 

 

マリオット都ホテル大阪

あべのハルカスの上層部に位置し、眺望抜群なちょっと良いホテル『マリオット都ホテル大阪』。

ただ、この日はすでに雨が降っており眺望は全く期待できなかったのだが、超高層階に泊まるのが初めてなダンナは相当浮かれていた。

フロント行きのエレベーター内で流れる妙にチャラい曲が、香港のリッツカールトンを彷彿させる。

なぜ外資系ラグジュアリーホテルはこのような音楽を流すのだろうか。

 

客室は前回泊まったインターコンチネンタル大阪とどことなく似ていて、天井が高くて広さを感じる。

 

「ここなら掃除に時間かからないな」と入ってすぐに言ったダンナだが、こういう一見シンプルな客室に見える高級ホテルが一番時間かかるのをわたしはよく知っている。

 

開けると出るわ出るわ、様々なアメニティたち・・・。

 

テレビリモコンがビニールに入っているところを見ると、かなり時間がかかると思われる。

 

バスルームを洗うのも時間がかかりそうだ・・・。

(そんな目でしか見られない職業病)

バスアメニティはタイの有名コスメブランドTHANN。

このシャンプーが良かったのか大阪が軟水だったからなのか、髪がめちゃくちゃトゥルトゥルになったので気になっている(けど高いから指くわえて見ているだけ)。

 

気になる眺望はこちら。

一般的な反応としては「わぁ!高い!」が適切だと思われるが、わたしの感覚としては、20階も50階も違いがわからない。

それと若干高所恐怖症なので、高ければ高いほど嬉しいということは全くない。

あと、曇っててよく見えない。

眺めが良い=景色が良いという世間の思い込みは、わたしには当てはまらない。

カフェなら端っこの席で、人間たちをジロジロ観察している方がよっぽど楽しいからだ。

ダンナは横で相変わらず浮かれていて、わたしの冷めた反応に特に気にする様子もなかったが。

 

まるで猫が久々に帰ってきた家をパトロールするかのようにくまなくチェックし終えたら、今回の目的の居酒屋「梅田ごだいご」を目指し、再び電車に乗り込む。

 

梅田駅に着くと、思わぬところで文具店トゥールズを発見。

新宿にもあるのだが、生活の延長を楽しむべく大阪ならではの売り場を楽しむ。

しばらくするとダンナが近寄ってきて、何食わぬ顔で「susieちゃんと間違えて知らない人に話しかけちゃった」と言ってきた。

「へぇ」と言いながら二人でスタンプを眺める。

よく平然としていられるな、と思った。

わたしなら一日引きずる。

 

店に向かうと、どこかでみた事のある”顔”が目に飛び込んでくる。

カラオケ歌広場だ。

・・・ん?いや、よく見たら歌広場じゃないぞ?ジャンカラと書いてある。

でもどう見ても同じ顔をしている・・・!?

気になってその場でスマホで調べると、社長同士が兄弟とかなんとか。

スマホデビューして1年ちょっと、こんなことでいちいち調べるわたしが一人。

 

梅田駅から歩くこと2分、予約どころか未だ存在しているかすら調べていなかったが、前回と同じ場所にちゃんとあった。

r.gnavi.co.jp

前回と同じように入り口で予約かどうか聞かれ、店頭のホワイトボードを店員がチェックした後半個室のような席に通される。

もうわたしの頭の中は、前回食べた揚げ大根の食べ比べでいっぱいだった。

またあれが食べたい・・・。

 

しかしメニューを見ると、揚げ大根の文字が見当たらない。

ど、どゆこと・・・!?

なんだか似たようなメニュー名はあるけど、微妙に違う。

あと、密かにまた飲めるかと期待していた而今も紀土に変わっている。

ここのシェフも例によって気まぐれなのか。

往生際の悪いわたしは一応店員さんに揚げ大根のことを聞いてみたのだが、やはりメニューはコロコロ変わるということで、今回はその似たようなメニューと紀土を頂くことにした。

 

ウニ乗せ風呂ふき大根。

悲しいが旨い。(それは悲しいとは言わない)

でもこうして大阪で行きつけができそうなことが、何より嬉しい。

また次に来るときも揚げ大根を求めて足を運びたい。

 

前回大阪に来た時はクラブフロアだったので、この後再び夕食と酒をたらふく頂いたが、今回は普通のプランなのでホテルのバーに行くことにした。

 

ホテルのバーだから当たり前だが、何もかもが高い(爆)

どうしようか、と庶民な一行が選んだメニューはフライドポテト。

アレルギーがあるか問われたが、最近は色々大袈裟になって面倒なので言わないことにしている。

 

高級ポテトが二人の目の前に現れる。

贅沢な夜だ。

 

入店した時にいた団体客がゾロゾロと帰っていったので、眺めの良い席に案内してくれ、わたしたちもポテトと一緒にゾロゾロと移動。

気づいたら外は晴れていて、夜景が綺麗だった。