小江戸・川越散歩~うなぎと蔵造りと芋けんぴ~
さて、地元の魅力を再発見すべく最近地元散策を計画しているわたしですが、やはり埼玉と行ったら川越ではなかろうか。
ということで、先日ダンナと小江戸・川越を散歩してきました。
ちなみに川越は高校時代によく遊んだ場所であり、わたしにとっては馴染みのある地元のような場所。
というか…川越出身者が友人に多く、いつも遊ぶところが川越なのが不満で、当時取っ組み合いの喧嘩をしたことがあったような(汗)。アホだったな自分。
なぜか川越の蔵通り方面に行くといつもクソ暑いという過去の経験から、この日は平年並みの気温だったにもかかわらず少し薄着で行ったわたし。
結論から申しますと、強風の極寒で死ぬ思いをしたのでありました。
本川越駅から蔵通りへ歩いて向かうと、蓮馨寺(れんけいじ)という安産・子育てに良いお寺が出てきます。
あんまり関係ないけど、せっかくなのでお参り。
ダンナ「どうやんだっけ?」
susie「あ?右手で持って左手洗って左で持って右手洗ってまた右手で持ったら右手汚れるって京都で言ってなかったっけ」
てか寒すぎて真面目にやっていられない。
お団子屋さん、発見!食べるっきゃないっしょ。
もともとスーパーで売っている3本98円のみたらし団子が好きだったわたしだけど、食品添加物を極力取らない生活をし出してから、こういう作りたての団子の方が断然好きになっている。
しょうゆで焼いただけのシンプルな団子、最高だぜ。
団子屋の前でむしゃむしゃ食べていたら、何組かのカップルが同じように団子を買い、同じように写真を撮っている。
ていう、あとにしか続けない人達がなんとなく気に食わない。
といったら「いーじゃん」とダンナに白い目で見られる。
もしかしたら団子屋の前だったかもしれないけど、歩いていたら米粉ワッフルが売っている店を発見したので近寄ってみる。
グルテンフリーとの文字に思わず「小麦使ってませんか!?」と訊いてしまったけど、よく考えたら卵使ってるから食べられなかった。
ので、ダンナがひとつ買って、ほんの少しだけ齧らせてもらった。
少し過ぎてよくわかんなかったけど、とても良い匂いのするワッフル。
小江戸の街並みが出てきました。
以前はあまり興味なかった店も、今は入りたい店ばかり。
横でダンナが「いも恋、いも恋!」とうるさい。
いも恋はどこにでもあるからね!
ずいぶん観光地化している川越に驚いた様子のダンナ。
前からこんなだった気がするけど、たしかに中国人が多い気がする。
この日の予定はアバウトで、決まっているのはランチにとある鰻屋に行くことだけ。
だけど事前に見ていた駅の情報誌に載っていた陶芸体験が気になって。
でもこんなにすっきり晴れているのに、時間のかかる陶芸体験はちともったいない気も。
一番の目的は、早めに行かないと待つはめになりそうな人気鰻屋さんなのだから。
だけど・・・見ちゃうのよね、つい。
腕時計もしてなければ携帯を見る習慣すらないわたしは、ダンナに時間を聞いて勝手に憤慨。
susie「お昼前に行こうねって行ったじゃん!」
ダンナ「えっ、今向かってたじゃん」
susie「向かってた?どこなのよ!?」←何も把握していない人
ダンナ「反対方向だよ!」
susie「なんで通り過ぎた時なにも言わなかったの!?」←何も把握していない人
ダンナ「だから、susieちゃんが見たいって言ったから・・・!」
susie「わたしが見たいっていったら約束はどうでもいいの!?うんたらかんたらうんたらかんたら・・・!!!」←自分勝手
あのときちょっと虫の居所悪かったのだろう。ダンナの瞳が少々潤んでいたような気がするが、スマン、ダンナ(笑)。
そんなわけで着きました、「いちのや」。
13時をすでにまわっていたため、入店時はすでに数組が席が空くのを待っており、かなり人気店だということが窺える。しばらく店内にあった雑誌を読みながら待つ。
「お二階でもよろしいですか」と言われた前の女性がそれを断っていたので、次に呼ばれたわたしたちは二階へ上がる。
階段登るの辛いのかな?と思ったら、たぶんそういうことではなさそう。
「こちらです」と案内された畳の部屋は、テーブルが3つあり、隣同士は決して近くはないのだが無音だった。一階は音楽が流れていて良い感じだったのに。
その後二階のその部屋に呼ばれてきた夫婦も、なんだか気まずそうな雰囲気。
その上その後から来た2人組の男性の方が店員になにか怒っていて、もっと気まずい雰囲気に。やだー、やめてよー。怒る要素ひとつもないよ。
店をモチーフにしたイラストをしばし眺めていると、一階から鰻重が運ばれてきました。
わたしは一番安い少量サイズ、ダンナは中サイズ。
うなぎ、肝吸い、漬物。前回食べた「よし川」のと同じものが置かれているけど、見るからに違う。
味もかなり違った。さっぱりと上品なお味。これを食べに、あんなに人が待っているんだ(店内もけっこう広いのに満席)。ふとダンナを見ると、美味しそうに鰻を頬張っている。
わたしはというと…
やっぱり「初めて」っていうのが良かったのだろうか。いや、しかし前回のはもっとこってりふんわり…個人の好みの問題か?
Y氏にメールをして、自分の味覚を確かめる。
つまるところ「よし川」とだいぶ比べちゃったのだが、ダンナがめちゃくちゃ幸せそうだったので良しとする。
ただ店内はこちらの方が数倍キレイだったが。
ちなみに川越には良さそうな鰻屋がたくさんあります。
本日の目的、達成ー。
あとはいも恋食べて終わりかな。
もしかしたらと思って確認してみたけど、小麦を使っていなかったのでホッとする。
蒸竈に入ったいも恋がいい感じで写真の許可を貰うと、近くにいた女性が便乗して写真を撮る。またそれが気に食わなくてブツクサ言ってるわたしに呆れているダンナ。
ああ、そうか。真似されるのが嫌だとずっと思っていたけど、真似というより「便乗」される感覚が嫌いだな、そういえば。
どこかわからないけど、入ってみる。
「よくお墓に向かって写真撮れるね」と言われるが、墓地で集合写真を撮るような家系なので全く気にならない。
出ました、時の鐘。
さすがに外国人観光客が多い。レンタル着物を着ている観光客もちらほら。
言いすぎかもしれないけど、京都みたいでいい感じ。
そういえば最近芋けんぴにハマりにハマっているわたしなのですが、川越はさつま芋の街なので、少しくらい遭遇しても良いだろうとちょっと期待していたのですが。
芋納豆やさつまいものソフトクリームは多いのに、そういえば焼き芋とかないな。
うろうろしていたら、なんとテイクアウトの芋けんぴ屋さんに出くわしました。
200円を払ってひとつ購入し、隣接している休憩所で暖を取りながらいただきました。
うん、硬い(笑)。でも芋けんぴは硬くてナンボだから。
と思って、次は菓子屋横丁に向かったところ…。
今度は本格的な揚げたて芋けんぴ屋さんが出てきました。
昨年オープンしたらしい。わたしのために?ちげーよ(ひとりツッコミ)。
200円で買えるところ頼み間違えて、500円でお持ち帰りけんぴ購入。
やーでもうれしい。また来たい。
この日は平日だったためか、菓子屋横丁の店は閉まっているところが多く。
またリベンジしたいところだけど、糖質制限したいわたしは本来菓子屋横丁なぞ来ている場合じゃないはず…。
昭和のお宝グッズが所狭しと並ぶ面白い店発見。
すっごい見応えあります。
この店にコーヒーカップがたくさん売っていたのを覚えていたのですが、意外とアパレルチェーン店で売っているようなものが置いてあったので買わず。
人気のない路地に植物とアートな店があり、「インスタに載せてもいいよ」的なことが書いてあったので一応撮る。
いわゆる「インスタ映え」ってやつじゃないの?これって。
振り返ったら文句ばかり言っているような散歩でしたが、とても楽しかった川越散歩でした。
ただ、寒い日はちゃんとバスで向かった方が良いと思いますけどね。
ほんと寒かった。
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