susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

大阪&神戸旅行【2】マリオット都ホテル大阪に宿泊

 

宿泊先はせっかくならと前回とは違うところを探していたのだが、どこも高くてクラブフロアなんて全く手が届かない。

しかしどうせかける金なら有効に使いたい。

迷いに迷って選んだのがこちら。

 

 

マリオット都ホテル大阪

あべのハルカスの上層部に位置し、眺望抜群なちょっと良いホテル『マリオット都ホテル大阪』。

ただ、この日はすでに雨が降っており眺望は全く期待できなかったのだが、超高層階に泊まるのが初めてなダンナは相当浮かれていた。

フロント行きのエレベーター内で流れる妙にチャラい曲が、香港のリッツカールトンを彷彿させる。

なぜ外資系ラグジュアリーホテルはこのような音楽を流すのだろうか。

 

客室は前回泊まったインターコンチネンタル大阪とどことなく似ていて、天井が高くて広さを感じる。

 

「ここなら掃除に時間かからないな」と入ってすぐに言ったダンナだが、こういう一見シンプルな客室に見える高級ホテルが一番時間かかるのをわたしはよく知っている。

 

開けると出るわ出るわ、様々なアメニティたち・・・。

 

テレビリモコンがビニールに入っているところを見ると、かなり時間がかかると思われる。

 

バスルームを洗うのも時間がかかりそうだ・・・。

(そんな目でしか見られない職業病)

バスアメニティはタイの有名コスメブランドTHANN。

このシャンプーが良かったのか大阪が軟水だったからなのか、髪がめちゃくちゃトゥルトゥルになったので気になっている(けど高いから指くわえて見ているだけ)。

 

気になる眺望はこちら。

一般的な反応としては「わぁ!高い!」が適切だと思われるが、わたしの感覚としては、20階も50階も違いがわからない。

それと若干高所恐怖症なので、高ければ高いほど嬉しいということは全くない。

あと、曇っててよく見えない。

眺めが良い=景色が良いという世間の思い込みは、わたしには当てはまらない。

カフェなら端っこの席で、人間たちをジロジロ観察している方がよっぽど楽しいからだ。

ダンナは横で相変わらず浮かれていて、わたしの冷めた反応に特に気にする様子もなかったが。

 

まるで猫が久々に帰ってきた家をパトロールするかのようにくまなくチェックし終えたら、今回の目的の居酒屋「梅田ごだいご」を目指し、再び電車に乗り込む。

 

梅田駅に着くと、思わぬところで文具店トゥールズを発見。

新宿にもあるのだが、生活の延長を楽しむべく大阪ならではの売り場を楽しむ。

しばらくするとダンナが近寄ってきて、何食わぬ顔で「susieちゃんと間違えて知らない人に話しかけちゃった」と言ってきた。

「へぇ」と言いながら二人でスタンプを眺める。

よく平然としていられるな、と思った。

わたしなら一日引きずる。

 

店に向かうと、どこかでみた事のある”顔”が目に飛び込んでくる。

カラオケ歌広場だ。

・・・ん?いや、よく見たら歌広場じゃないぞ?ジャンカラと書いてある。

でもどう見ても同じ顔をしている・・・!?

気になってその場でスマホで調べると、社長同士が兄弟とかなんとか。

スマホデビューして1年ちょっと、こんなことでいちいち調べるわたしが一人。

 

梅田駅から歩くこと2分、予約どころか未だ存在しているかすら調べていなかったが、前回と同じ場所にちゃんとあった。

r.gnavi.co.jp

前回と同じように入り口で予約かどうか聞かれ、店頭のホワイトボードを店員がチェックした後半個室のような席に通される。

もうわたしの頭の中は、前回食べた揚げ大根の食べ比べでいっぱいだった。

またあれが食べたい・・・。

 

しかしメニューを見ると、揚げ大根の文字が見当たらない。

ど、どゆこと・・・!?

なんだか似たようなメニュー名はあるけど、微妙に違う。

あと、密かにまた飲めるかと期待していた而今も紀土に変わっている。

ここのシェフも例によって気まぐれなのか。

往生際の悪いわたしは一応店員さんに揚げ大根のことを聞いてみたのだが、やはりメニューはコロコロ変わるということで、今回はその似たようなメニューと紀土を頂くことにした。

 

ウニ乗せ風呂ふき大根。

悲しいが旨い。(それは悲しいとは言わない)

でもこうして大阪で行きつけができそうなことが、何より嬉しい。

また次に来るときも揚げ大根を求めて足を運びたい。

 

前回大阪に来た時はクラブフロアだったので、この後再び夕食と酒をたらふく頂いたが、今回は普通のプランなのでホテルのバーに行くことにした。

 

ホテルのバーだから当たり前だが、何もかもが高い(爆)

どうしようか、と庶民な一行が選んだメニューはフライドポテト。

アレルギーがあるか問われたが、最近は色々大袈裟になって面倒なので言わないことにしている。

 

高級ポテトが二人の目の前に現れる。

贅沢な夜だ。

 

入店した時にいた団体客がゾロゾロと帰っていったので、眺めの良い席に案内してくれ、わたしたちもポテトと一緒にゾロゾロと移動。

気づいたら外は晴れていて、夜景が綺麗だった。