susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

ロンドン旅行1【旅行計画と悲惨な機内】

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 毎年この時期に旅行を計画する我が家、今年はロンドンへ行ってきました。沖縄も捨てがたかったのですが、去年のハワイ旅行を計画しているときからちょくちょく話に出てきていたロンドン。なぜなら遠い割に安い。HISだと燃油サーチャージ込みで7万円台で行けてしまうのです。今年はなんとかダンナに5連休を取ってもらい計画を立てたのですが、今回はリゾートではないということで、毎年ガイドブックを見ないわたしもしっかり予定を立てました。なにしろロンドンにはイングリッシュガーデン・リバティプリント・紅茶・キャスキッドソンとわたしの大好きなものが勢ぞろい。そして一番興味があるのが建物。

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 実は専門学校時代、イギリスやその他ヨーロッパの写真集をもとに絵を描くことが多かったわたし。上の絵は、友人のお父様が撮られた写真をもとに描いた絵です。

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 ほかにもたくさんロンドンの街を絵にしており、これらの建物を実際自分の目で見てみたいというのがひとつの目標。そんなわけで絵にある看板を頼りにいろいろ検索してみたのですが、描いた建物においてはロンドン郊外もしくはスコットランドに位置するものばかりで、どうも今回は行けそうにありません。

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 そこでひとつ行けそうなパブが。これは資料としてコピーしただけのものなのですが、調べてみるとロンドンの「コヴェント・ガーデン」という場所にあるらしい。ホームページらしきものに掲載されたパブの画像はこれと違いブルーでしたが、なにしろこの資料が10年以上前のものなので、塗り替えられたかもしくは資料が変色したかどちらかと思われます。

 というわけで、ロンドン旅行の目標は
 ・イングリッシュガーデンのお店へ行くこと
 ・リバティ(デパート)へ行くこと
 ・ハロッズでアフターヌーンティを楽しむこと
 ・キャスキッドソンでロンドン限定グッズを見ること
 そして、「Kemble's Head」というパブに行くことに決まりました。


 今までの旅行とは一味違い今回は「夢のロンドン」ということで、広角レンズをレンタルしました。(レンタル料・6泊7日6000円位)問題なのは我が家の猫どものことです。毎回行きつけの動物病院へ預けていましたが、今回は出発が早朝ということで病院に預けるとなると前日から。それを考えると涙が出るほど悲しくなるので、以前「ねこのきもち」(2011年11月号P77)で紹介されていたペットシッターのことを思い出し、思い切ってシッターさんに頼んでみました。(詳細は猫ブログのほうで)
 大手旅行会社でのツアーだとレベルを上げても良いホテルがあまり見つからなかったので、今回はエクスペディアで手頃に良い便の航空チケットとホテルを予約しました。まぁ、なもんで、結局7万円で収まることはありませんでした(爆)。



 
 1月10日 11:45成田発

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 成田空港で円をポンドに替え(この日は1£=150円)、ヴァージンアトランティック航空に乗り込むわたしたち。事前に義母&義姉から「ヴァージンアトランティックはいいよ~!」と聞いていたので期待は大。シートからなにまで真っ赤なのが目につきますが、機内は清潔。しかしわたしたちの目の前にあるモニターが全く映っていない・・・。見ると、隣のお姉さんのモニターも真っ暗。点いている人の方が圧倒的に多い感じでしたが、わたしたちのように離陸後も映っていない人がちらほら。すると隣のお姉さんが軽くキレ始めました。「あの!これ映んないんですけど!?」便乗してダンナが「あっウチも!」とちゃっかりアピール。おぼつかない対応のCAさんが「少々お待ちください、他の方のモニターをご覧ください」とかなんとか言ったその6時間後まで全く対応がなかったのでした・・・。ロンドンつったら成田から約12時間。どうせわたしはハワイの8時間でも映画一本観ずに寝ていたので良いのですが、謝罪のひとこともなく6時間放置はいかがなものだろうか。ヴァージンアトランティック、聞いていた話と違う。赤い靴下なんていらないからモニター映せと心から願いつつ、成田空港で買っておいた「日本人が使いすぎる英語」という本を読んでいたら突然機内が消灯。いきなりだなと思い読書灯を点けようとしたら、わたしのだけ点かない。有無を言わさず寝ろってことかと思ったその後、あのおぼつかないCAさんがDVDプレイヤーを持ってきて「一台空いたのですがご使用になりますか?」と。アンタ、これじゃ最新のが観れないし、どこ飛んでるかが知りたいのにDVDプレイヤーって!・・・・・・とは口にせずCAさんを無視するわたし。ダンナが優しく「隣の方に~」と言うと、隣のお姉さんも「映画ならなんだっていいってわけじゃないんですよねぇ~っ」と嫌味を言っていた。しかも「○○で○○だからヴァージンアトランティックを選んだのに」と文句も言っている。どうやらヴァ―ジンアトランティックにも良い便とそうでないものがあるらしいことを知る。食事はそれなりだったが、おにぎり食べ放題って聞いていたのにそんなものはありませんでした。

 そんなこんなでほぼ何もしない12時間が過ぎ(男女兼用のトイレにもなんとか入れた・・・)、9日16時ヒースロー空港到着。

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 空港からホテルまでは安く済ませるために地下鉄を利用。まずターミナル駅で「オイスターカード」を購入。日本でいうPASMO/SUICAみたいなものです。ひとまず20£をチャージし、ホテル最寄り駅「GreenPark」駅まで40分ほどで行きました。(4£)

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 GreenPark駅到着。エスカレーターが長くて高くて怖かった・・・。歩かない人は右に寄るというのがマナーだそうです。東京は左側に寄るのでつい癖で間違えてしまいました。

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 駅を出ると真っ暗。日の入りが日本より早い。赤いバスがめっちゃ走っています。

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 駅から徒歩10分でホテルに到着するのですが・・・


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 早速それっぽいドアマンが立っています。ここで気づきましたが、小銭がない!つまりドアマンに渡すチップがない!
 ってことで、ここでまた駅方面にあるスターバックスまで引き返すわたしたち。そこでミネラルウォーターを購入し小銭をゲット。重い旅行バッグを引きずりながら再びホテルに来ると・・・ドアマンがどこかに行ってしまいました。



 ホテル「ATHENAEUM」。個人経営の高級ホテルです。実はそのすぐ近くにわたしがかつて働いていたFSホテル(ロンドンでは働いていません)があるのですが、辞めてしまったからには無料で泊まれないので、せめて同等クラスか良いホテルを探したというわけなのでした。とくにATHENAEUMはサービスに定評があり、内装がロンドンっぽかったので選んだのですが、近年改装されたらしくすっかり近代化された内装でした。

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 ロンドンのホテルはどこも狭いと聞いていましたが、このホテルは狭さを特に感じませんでした。

 と、ここで容量を超えたらしいので次の記事に続きます。