第16回 国際バラとガーデニングショウ【1】
即日退職という非常識な形で仕事を辞めて2ヶ月経ったある日、社長から一通の手紙が届いた。
封筒から窺えるのは、経理の社員からではなく社長直々の手紙だということと、「様」なしの呼び捨てで送られたということの2つ。これは・・・喧嘩を売っているのか?辞め方が辞め方だけに致し方ないが、不愉快である。このまま開けずに捨ててしまおうかとも思ったが、透かしてみると何やらチラシっぽい何かが入っているのが非常に気になる。
怖いもの見たさで封を開けてみると、なんと「国際バラとガーデニングショウ」のチケットが2枚入っていたのである。
手紙には、営業スタッフが顧客に持っていくチケットが2枚余り、そういえばsusieさんこの辺に住んでいたな(退職後に社長が話をしに地元にやってきたので知っている)、残り物には福があるってことでどうぞ的な内容が書かれていたのであった。
捨てなくて良かった・・・!!(汗)と心底思ったわたしは、昨年から決めていたガーデニングマーケットのある最終日にダンナと予定を合わせ、その日を今か今かと待ちわびていた。
が、しかし。
ダンナがここに来て水疱瘡になったのである。30代後半にして水疱瘡・・・。39℃を超える発熱でとても行けそうにない。だがチケットはすでに2枚あるわけで、ひとりで行っても良いけれどなんだかもったいない。というわけで暇であろうと思われる母親を呼び出し、2人で最終日のガーデニングショウに行ってきたのであった。
ガーデニング雑貨もこの1年でいろんな店で見尽くしたからか、テンションはあまり上がらないわたし。
っていうか暑い。27℃の予報だったが直射日光で熱中症になりそうなほどである。
マークスガーデンアートという、お庭のデザインを手がける会社の作品「A Fun Family Garden ~お楽しみ家族ガーデン~」が会場前にあります。
ケイ山田ガーデニングスクール「2014第2回寄せ植えの芸術展」
この時点で早くも義母から言われたあるひとことを思い出した。
こないだ国際バラとガーデニングショウに行くことを話した時に言われたひとこと・・・
「最終日に行った人が皆、といっても2,3人なんだけど、皆言ってたよ。
最終日は花が萎れてるって」
会場に入ってからもひしひしと感じるこの枯死現象。ガーデニングマーケットを目的に最終日を選んだわたしでしたが、きれいな花を楽しみたい方は断然初日がおすすめです。
1年ぶりの西武ドーム!ただいま!ヽ(*´∀`)ノ
それなりに混雑していますが、去年に比べると高齢者が少ないように思うのは午後だからなのだろうか?
相変わらず貰ったパンフレットを見ずに観覧するため、このガーデンが誰が作ったのかわからないので、詳しいことは割愛させていただきます。
しかも去年と同じく、制作者が近くにいるのを忘れて「これはああだこうだ、色が悪い」だの酷評を繰り広げるわたし(何様だ)。あとでハッと気づくが時すでに遅し。
昨年と比べると多肉植物を使用しているガーデンをほとんど見なかったような・・・。
もちろん良いブースもあったのですが、今年はあまりパッとしたものがなかったので残念です。
ってこの時点で言うかって感じだけど(^_^;)
さりとてここは国際バラとガーデニングショウ。日頃目にしない珍しい色や形のバラがたくさんあります。
薄紫色のバラもまた綺麗。
14:30に会場入りし、17:00まで(通常は17:30まで)2時間半・・・。読みが甘かった、到底2時間半では見切れません。
なもんで、この辺は素通り。
これ、センスは別として、すごいんですよ。
全部多肉。
たぶん大きさ的に特別企画のメインガーデンだと思うんですが、ちょっとよくわからない(笑)
こういう寄せ植え、すっごい素敵!
ここで母が食いついたのが「バラ鉢植えコンテスト」。
なにが良いのか最初わからなかったのですが、「本来バラはツル性だから何かに絡みながら伸びるでしょ。でもこれはなんの支えなく盆栽みたいに立ってるてことでしょ」と言われ、ほう、なるほどと吟味。
この辺は最優秀賞の鉢たち。こうやって見てみると、花の小さい種類のバラが簡単に鉢植え出来そう。
大賞はこれ。よくわかんないけど、きっとすごいのだろう。
おばさま方が寄ってたかって、まともな写真が撮れず。
ハンキングバスケット部門(壁掛けタイプ)
母娘揃って釘付けになったのはこれ。
缶のセンスも良いですなあ。
「第16回 国際バラとガーデニングショウ【2】」に続く。
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