名古屋旅行 その2
「名古屋旅行 その1」の続きです。
ダンナ家両親の古希祝いで、義父母・義姉・ダンナ・わたしの5人で行った名古屋旅行。名古屋城から宿泊ホテルまでの距離は徒歩でも全く差し支えないほどなのに、わたしと義母は身体が持たずタクシーを利用。名古屋のタクシーは初乗り480円。ときには5人乗りも走っており、ヘタにバスを使うよりもお得です。
タクシーに乗車してものの数分で着いたのは、わたしたちが宿泊するホテル、ウェスティンナゴヤキャッスル。昔グアムに旅行したときに一度利用した経験がありましたが、悪くなかった印象です。名古屋のウェスティンにも期待を寄せます。
わたしとダンナの部屋に入ると、例のヘブンリーベッドが2台待ち構えております。東京のウェスティン(の写真)と比べてシンプルな造りですが、普通に清潔な感じです。
バスルームは少々狭い印象。シャワーブース等はありません。
水圧がもの凄く強くて、それだけでいろいろ許せます(笑)。
シャンプー類はウェスティン特製のマレーシア製アメニティ。
コームがやたら小さいのとヘアゴムのチャチさが気になりましたが、それなりに揃ってはいます。
石鹸ってちょっと苦手なわたし。可愛いのは良いのだけど。
デュベが重かったので使用しませんでした。寝心地は抜群。マットレスはふわふわというより意外と固め。枕が雲のようでした。
腰が痛くなったのはきっとスキニ―ジーンズに重いベルトをしていたからだと重い、早速外してみました。すぐに楽になりました。そんなもんかしら・・・?
しばらく休憩した後、ラウンジにてダンナ家と合流。
ウェルカムドリンク1杯無料付きプランだったので、わたしはホットティ、ダンナは生ビールを注文。ほかの人たちもアルコールを頼んでいました。
メニュー表の1品が半額になるとのことで、ケーキも注文。旨かった。
またこういう上品な場所が似合うダンナ家の人々。それをダンナがフライドポテトを頼んでぶち壊しにしたりするのですが。
夕食まで時間があったので、ダンナと義母とわたしの3人でピアノの生演奏を聴きながらソファーでまったり。客室は質素な雰囲気ですが、さすがはウェスティン、パブリックスペースは高級感があります。
口コミで良いとの噂?で我々が向かったのは、ひつまぶしのお店「しら河」。
予約していたわけではなかったためしばらく外の椅子に座って待つことになったのですが。
ふと目をやると、待っている間の暇つぶし道具が用意されていました。
近くの公園でダンナとバドミントン。しかし暗すぎて全くラリーが続かない。
すぐ近くにあった神社にも行ってみました。
シャム猫のような顔した野良猫がたくさんくつろいでいました。
かれこれ30分以上待ったでしょうか。やっとこさ席に案内され、それぞれメニューを選んだのですが、お酒を頼む人間がいない。日本酒が揃っておるのに・・・!上座に座る嫁のわたしが一人で頼むわけにはいかない、しかし皆「遠慮しないで」と勧めてくるではありませんか。いやいや、わたしごときが楽しむわけにはいきません等と遠慮していると、義父が「じゃあ日本酒頼もうかな」と鶴の一声。
で、でしたら、わたしも!
選んだのは「小左衛門 特別純米 美山錦生原酒」
生原酒なのでスッと飲みやすい感じではなかったのですが、レモンの効いた酢の物との相性がめちゃめちゃ良くて感動しました。
この店では他に「田酒」「醸し人九平次」「而今」「写楽」「神亀」「南部美人」「浦霞」「月山」「久保田(千寿・万寿)」「奥」「あさ開」「八海山」「睦奥八仙」「一念不動」「飛露喜」「緑川」「蓬莱泉 空」等が揃っていました。メモらなくても覚えました(笑)。
わたしとダンナだけすぐにホテルに向かわずに、夜のお堀沿いをお散歩。
23時までライトアップされているお城(これは名古屋城の隣にあるやつだけど)は不気味ながらも幻想的で美しい。
部屋に帰ると、窓から名古屋城が覗いていました。
着心地の良いパジャマの他にもバスローブが常備されていますが、
袋に入っているとなんとなくエコロジーを意識せざるを得なくなります。
よって未使用。
一日の疲れを取るため明日に備えるため早めに寝れば良いのですが、隣からおばさん集団の漫談が襖を挟んだだけかのような音量で耳に届き、それに加えてダンナへの不満がここぞとばかりに湧き出るため、夜遅くまでずっと説教をしていたわたしなのでした。
翌日。義父と義姉はどこかの神社かお寺かに朝早くから出掛けたので、義母とダンナとわたしの3人でゆっくりと朝食を摂りました。ダンナがブッフェでの食事を選んでいる間、義母の面白話で朝から腹がよじれるくらいに大爆笑。
その後チェックアウトを済ませ、向かったのは名古屋駅。靴が合わず新しい靴を求めていた義母と一緒に地下街の靴屋へ。付き合わせて申し訳なさそうにしていましたが、なにせわたしも旅行の度に現地で靴を買う人間なので、気持ちがとても良くわかります。靴は大事。
その後バスで徳川園へ。ここで義父・義姉と合流。
わたしは歴史がめっぽう弱いので、徳川園とか名古屋城とか言われても誰がなんのために造ったとかいう興味が全く湧かず、ただただ写真を撮るだけのために来たようなものですが。
でも癒し空間って感じで良い。
目的は”どこへ行った”かではなく、”みんなで行った”ことなのであります。
仲睦まじい親子の後ろで、
足並み揃えずひとり滝を撮るべくシャッタースピードを変えて楽しむ嫁。
すみません、こんな嫁で。
実はフォトブックをプレゼントしようと企んでいるので、
いろんな写真を撮っておこうと思っていたのです。
言い訳だけど。
旅行後にみんなで写真を眺めるのも、楽しみのひとつってことで。
鯉と蓮のコラボレーションとか言ってたら、
実はめっちゃいたりして。
この場所で写真撮影をしている人たちが。結婚式用かな。
この後はバスで栄に向かいます。SKEの栄ですね。
東京に負けず劣らず栄えています。八重洲地下街のようでしたけど。
わりと行列が出来ていたんですが、中に入ると空席がいっぱいありました。
横の地元住民と思しきカップルがゴマをたくさん掛けていたので、わたしと目配せした後同じようにゴマを掛けた義姉が、食べた後に微妙な表情を浮かべました。ゴマは必要ないようです。
ここで飲める日本酒に「奥」「蓬莱泉 和」「八海山」等がありましたが、前日に堪能したわたしは止めておきました。横でビールを飲んでいるダンナはとても幸せそうでした。
ていうか後に気づくのですが、わたしが通勤でいつも行き来している八重洲地下街にこの店がありました(爆)。いつも目の前を通っているのに全く気付かなかったわたしって・・・。
みそかつランチを楽しんだ後は、ダンナ家3人とわたしたちで分かれて自由行動。
やはり国内旅行へ来たからには地酒を探したい。
ので、ダンナのスマホで検索して行けそうなリカーショップをチョイス。
ここは凄かったです。お酒ではなくタバコが。
醸し人九平次がいくつか揃っていた他は、地酒らしき酒がありませんでした。
名古屋で日本酒の有名な銘柄はあまり存在しないのでしょうか。
何軒かヒットして気になった名古屋のリカーショップ、リカーマウンテン。
ここでもあまり地酒らしきものは見かけませんでしたが、お酒のラベルを見るだけでも癒しになるので良しとします。
ビックリしたことに、澤乃井のあの「夏ノ純米酒」が売っていました。澤乃井園にも売っていなかったのにまさか名古屋にあったとは。「木曽三川」のほかに純米吟醸「虹のしらべ」と花酵母で醸した甘酸っぱい日本酒「プリンセスギンコ」も試飲しました。味がどうのより、地酒をその土地で楽しむことがオツだったりするのです。
新幹線の発車時間ぎりぎりに土産をカゴに放り込み、何を買ったかもはやわからない状態だったので(しかも人数分ではなく適当)、友人などに土産を渡すときになにも説明が出来なかったのですが、まあ、こんな旅だったのでした。
どんな旅行だったかではなく5人で行ったことが良かったのだと嬉しそうに話す義父母の家に、完成したフォトブックを持っていくのを楽しみにしているわたしなのでした。
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