susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

北海道旅行【1】~2泊3日女ふたり旅!~

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 こんばんは。中二病という言葉が妙にしっくりくるような気がするsusieでございます。当然自分では認めたくない言葉ではありますが、横にいるダンナが「それだよそれ」と言わんばかりの目で顔をにやつかせているので、きっとわたしは中二病なのでありましょう。

 まあ、そんなことはどうでも良いのです。実は先日ブログでお馴染みのわたしの友人Y氏と北海道へ旅行に行ってきました。先月(だか先々月だか)地元の喫茶店でお茶していたときの、どちらからともなく出てきた「旅行いきたい」という台詞をきっかけに、Y氏にとっては二回目の、わたしにとっては初めての北海道旅行を計画し、向かった本屋で見つけた「絶景からはじまる旅 北海道」の表紙に心を奪われ、「とりあえず、ここに行こう」と目的決定。行きつけのレストランで”ここ”がどこかを調べると、そこは美瑛白金の”青い池”という観光地。そこに行くにはかなりの移動時間を要すると見て、今回の目的はひとまず「青い池に行く」ということに決まったのでありました。
 本来計画というものを立てることが全くないわたし。毎回ダンナに頼りきりです。しかし初めての北海道、大きさを見くびってはならない。今回のわたしはY氏と小まめに連絡を取り合い、旅程表まで作るという気の入れよう。それでも少し不安を感じるわたしは、普段その不安を全てダンナに押しつけだったのだと、計画を立てる重要性を感じざるを得ませんでした。今まですまん、ダンナ。


 てなわけで、出発したのは8月19日。地元駅で6時30分にY氏と待ち合わせる前に、偶然にも中学時代の友人にバッタリ。雨が降っているけどなんとも幸先良いスタート。Y氏も到着し、これから2時間バスで羽田空港へ向かいます。



 わたしの力作。↓
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 移動時間が多いため、移動中に北海道にまつわる小説でも読もうかといろいろ探していたのですが、結局良さそうなものが見つけられなかったので、なにも持っていきませんでした。睡眠時間が満足にとれず、結果的には何も要りませんでしたが(笑)。



 予定通り、11時半に新千歳空港に到着。飛行機だと、家から職場までの時間で東京から北海道まで行けるとは…。通勤時間どうにか短縮できぬものか。
 羽田空港のトイレがきれいすぎて、「やっぱり地方はアレだね」などとほざいていたのは早すぎたらしい。小さいと思っていた新千歳空港のお土産コーナーに向かうと、そこはパラダイスと呼んでも良いくらいお土産空間が広がっていました。

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 「北海道土産なんてその辺の百貨店でよく物産展やってんじゃん~!」なんて、とんでもなかった。もう楽しすぎて楽しすぎて、計画では早めに札幌観光している時間なはずだが、ふたりとも旅程表とか無視(笑)。

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 いや、でもやっぱ札幌も観光しないとね、とか言いながらJRの文字を探すべく上の方を見渡すと、まだ誘惑という名のパラダイスが現れました。「なにあれ!」ダンナもそうだけど、Y氏もドラえもんをスル―することが出来ないらしい。

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 まず出迎えてくれたのは「ロイズ チョコレートワールド」。ロイズなんてその辺で買えるじゃ~ん、なんてもんじゃありません。入場無料なのに軽くミュージアム化しているこの空間。買うだけでなく見て楽しめます。よって、札幌に割く時間がどんどん減ってゆきます。

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 ロイズチョコレートワールドとの間にあったクマの店をすかさずスル―し、いよいよ現れたのは「ドラえもん わくわくスカイパーク」。そんなに興味のないわたしでもロイズとドラえもんのコラボ商品等はつい胸がときめき、ダンナに買ってあげたらさぞ喜ぶだろうと想像するも、ここで土産を購入しては後が持たないと思い断念。

 気づけば新千歳空港で2時間も潰していました。
 いかん、そろそろ札幌へ行かねば。
 (※たぶんこの時点でY氏は機内でコアラのマーチしか食べていません)

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 JR快速エアポートに乗り、40分で札幌駅に着く予定。北海道に到着して初めての景色が見れるので胸が高鳴ります。
 発車からしばらくして、窓の外が明るくなりました。北海道の景色~!と思ったら、日差しが眩しすぎて景色の良さそうな側の全てのカーテンが閉まりました。Y氏は「北海道らしい景色になってきたよ」と下の隙間から眺めておりましたが、座高の高いわたしはなにも見えなく、しかしせっかくの景色を楽しみたかったので、運転席近くのスペースへカメラを持って移動。

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 すると、まるで絵に描いたような風景が広がって・・・。 

 おお、北海道!


 北海道に来たんだー・・・・。






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 札幌駅に到着。ここから1時間強で着くホテルのチェックインは17時。それに間に合うまでが観光の時間となります。
 しかし札幌には一体何があるのか。青い池に行くことしか考えておらず、相変わらずガイドブックは見ないわたしなので、札幌のことがよくわかりません。

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 とりあえず駅を出てみる。この日の天気は晴れたり曇ったり、時々小雨が降ったり風が強く吹いたり。埼玉の方でも秋めいてはいましたが、札幌はすでに秋ですといった感じで、地元らしき人々はジャケットを羽織っています。

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 時期的には終わりと思われるラベンダーが、いたる所に咲いています。
 「とりあえず大通公園へ向かおうか」と、駅前の道をまっすぐ歩くふたり。この時点で1日ろくなものを食べていないので頭があまり働かないО型のわたし。Y氏はもっと食べていないのに、全く食事の話が出てこないのはどういうことだろうか。B型はお腹が空かないのか?そんなことあるわけねーだろ、と頭の中でひとりツッコミ。

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 「Yちゃん、お腹空いてないの?」と訊いてみると、「空いてるよ」とひとこと。そ、そうだよね。人間だもの。北海道らしい海鮮丼なんかのお店がいいかなと探し歩くも、なかなかお昼にちょうど良い手頃な店が見つからない。ていうか、これいつものパターンな気が。

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 ・・・大通公園、着いちゃったよ。
 これがかの有名な大通公園か。ブロ友さんの記事とかで見たことあって知ってたけど、これはただの公園なのか??(ガイド見ないからわからない)

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 きょろきょろしていると、公園のあちらこちらに出店がありました。とうきびとかいって、いかにもって感じ!いももちってのもあります。とうきびは歯に詰まるから後でにして、いももち早速いただきましょうか。

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 「いももちください」千円札を出して受け取ると、おじさんは言いました。
 「おつり700万円ね!多くて得したね~!」
 あれ?ここは大阪でしたっけ?それはおいといても、なんとも美味いいももち。

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 とうもろこしももちろん旨し。

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 写真見る限りでは快晴で良いお天気に見えますが、この時はとても風が強く、噴水の飛沫がベンチの方まで掛かっていて・・・

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 おかげでこんなにキレイな虹が出ました。
 とうきび持ってて手が汚れてるし風も強いけど、カメラカメラ!!
 ついでに歯にめっちゃ詰まってて、もうなにがなんだか!

 余談ですが、土産コーナーでY氏と「”超”は、わたしたち世代しか言わないのか」という話になり、Y氏によれば「若いコは”めっちゃ”を使う」と言いました。わたしどっちも使うなぁ。ていうか、多用しすぎてバカっぽくなってる気がするが・・・バカだからいいか。

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 軽い食事を済ませたあとは、軽くお散歩。
 信号機が都内と違う。

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 大通公園は思ったより長く続いており、このまま歩き続けても戻るのに時間がかかりそうなので、途中で曲がってみました。

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 「東京駅みたいなのが出てきたよ」と近寄ってみた北海道庁。入れるのか入れないのか、警備員が怖すぎて入る勇気出ず。

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 郵便局と繋がっているローソン。




 新千歳空港ではしゃぎすぎたため時間の余裕がなく、このまま札幌駅へ戻りバスに乗ることに。じょうてつバスに揺られること75分、定山渓温泉エリアへ到着。

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 2泊お世話になる旅館に着きました。
 Yahooトップページに「いつかは泊まってみたい高級旅館」として紹介されていた、口コミの評判が良いとされている宿泊施設です。

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 ドアマンの紳士に案内され、レトロな雰囲気のロビーに腰掛けながら説明を受けます。出されたおひがしがとても絵になるので、思わずふたりカメラを構えました。するとホテルマンがひとこと言いました
 「写真大会ですか」と。


 これをどう取るかは人それぞれです。わたしはどうしても嫌味として受け取ってしまいました。わたしの大きな一眼レフを見ながら「ブログに載せる人多いんですよ」と言った目が、とても迷惑そうに見え、不快な気持ちとともに恥ずかしさを感じました。
 ブログをしているのでレストランやホテル等を撮りたくなり、許可を得たり得なかったりしながら今までもいろいろな場所を撮ってきました。しかし、カメラ愛好家としては「カメラ持っている人、イコール、マナーの悪い人」だと思われたくないという強い気持ちがあるのです。ましてわたしも一応ホテルで勤めている身分なので、ゲストがネットで写真をアップすることによる違和感?のような気持ちもわからないでもなく・・・。

 そんなこんなでずっとこんなことをモヤモヤ考えていたので、この日の夜は断じて撮るまいと夕食の写真は1枚も撮らなかったわたしなのでした。

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 夕食の時間まで、近所のお店を散策。


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 この間もモヤモヤ。
 一緒にいるのがダンナだったら、ずっと愚痴を言っていたかもしれません。
 

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 不満に思うのは、自分も悪いところがあるって認めたくないからかもしれないけれど・・・。









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