susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

北海道旅行【2】~目指すは青い池!~

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 8月20日、北海道旅行2日目。
 夕朝食付きプランで2泊予約しましたが、2日目は朝6時03分のバスで出発しなければならないため、北海道の素材をふんだんに使った美味しい朝食ブッフェを見送ることとなりました。無念。
 旅行の計画を立てている時点で、定山渓エリアから美瑛まで日帰りで行くことはかなりのタイトスケジュールになることを予測しておりました。というか、旅館に問い合わせたら「日帰りで行くものではない」的なことを言われたのにそれを無視して行くわけで、朝食が摂れないのは致し方ないことなのであります。一応事前におにぎりを用意しておきましたが、とにかく眠い。旅館の枕が変な素材だったので余計にね!

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 札幌駅からは2時間高速バスに乗り、旭川駅へ向かいます。
 乗っている間降ったり止んだりしているお天気だけど、なにしろわたしは晴れ女。きっと大丈夫。

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 バスの乗車客は地元の人のようで、車窓を眺める者がいるわけでもなく、途中で点いていたテレビも受信が滞り・・・Y氏も寝ており、この景色はわたしのひとり占めということらしい。

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 旭川駅に到着。しばしここで休憩。というのも、いくら早く着いても美瑛までの電車がないのです。

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 旭川駅も大きいなぁ。
 亡くなった祖父が旭川出身だったような気がするが、とくにこれといって何も感じず。

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 駅の中へ入ると、反対側の景色が一望出来ました。

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 プチガーデン街道!美しい。
 

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 まだまだ時間が余ります。
 「ピップだって~。どこの出身ですかって聞かれてピップってちょっと恥ずかしいね」などと雑談をしながら、近くの土産も売ってるコンビニらしき店へ。

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 梅屋名物しゅうくりいむという美味しそうなシューをふたりで食べる。
 そういえば言っていませんでしたが、1日目の飛行機からあらゆる乗り物でなぜか今回乗り物酔いしているわたしです。なもんで、干し梅が手放せません。おえ。


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 いよいよ富良野線旭川から美瑛へ向かいます。
 1車両!裏切らないなぁ。しかし乗っているほとんどが中国人です。なんだこの裏切り。てか旅館の宿泊客も中国人だらけでした。
 帰宅後に職場の中国の人になぜ中国人が北海道に来ているのか聞いてみたら、中国のドラマか何かで北海道に留学にいくシーンがあるとかないとか?(片言なのでちょっとよく理解出来ませんでしたが)それと中国には富良野のような大自然がないので中国人が憧れて行くと言っていました。なるほど。

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 日本人より多い中国人(ときどき韓国人?)を乗せて、まるでバスのように小さい電車は美瑛へ。
 北海道の家は玄関が二重構造で面白いね、とすでに盛り上がっていましたが、この辺りに来ると屋根の形が変わっています。雪を落としやすくするためなのだろうか。

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 ついに美瑛駅に着きました。
 駅構内にあるレンタカー店に入り手続きします。急がないと帰りの電車に間に合わない。お決まりの長い免責の注意事項を頷きながら聞いていると、「借りたことありますか?」と聞いてくるので、「レンタカーは何度も」と言うと、それは嬉しそうに説明を端折りました。いいよ、おじさん。こっちも急いでるから!

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 「ウソみたいにずっとまっすぐ行けば、青い池に着くからね」と、いろいろなパンフレットをもらい、行きはわたしの運転で青い池へ向かいます。
 久々の運転だったのでサイドブレーキが上がっているのか下がっているのかの判別がつかなくて少々慌てましたが、なにやら北海道民サイドブレーキをかけるという習慣がないらしく上がったままが普通だそうでした。

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 ペーパードライバーだけど、本当にウソみたいにまっすぐの道だし、お盆も過ぎて全く車が走ってなくて、運転しやすくて気持ちが良い!
 Y氏にわたしのカメラを預け、景色を代わりに撮ってもらうことに。

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 車を走らせること20分、青い池との文字を発見。

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 全くもってスムーズに到着しました!
 駐車場も空きがあり、車を停めるのが苦手なわたしでも問題なし。

 青い池は季節や時間、また天候によって色が変わるといいます。
 この時は少し小雨が降っていました。
 はたして青い池はどんな色を見せてくれるだろうか。





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 青・・・? 

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 青くないけど、きれいなエメラルド色!

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 自然の緑色とはだいぶ異なる”緑”です。

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 池の周りを移動しながら、違う角度での撮影。

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 整列している白樺の間隔の違いで、いろんな表情を見せてくれる絶景です。


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 この美しい池をダンナに写メールで送信。古い携帯電話のカメラなのでエメラルド色を伝えることが出来ず、「おーっ、て青く無いの」と返信される。

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 確かに青くはなかった・・・。
 しかし課題が残るということは、次回また来る口実が出来たということで。

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 またリベンジしに来るしかないですかね。それはそれで楽しみだったり。


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 日本人か中国人か不確かだったが近くの人に声をかけ、Y氏との2ショットも撮ってもらう。

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 さらば、青い池よ。また会う日まで。



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 帰りはY氏の運転で。行きに見つけた「青い池グッズの売っている店」に寄ってみるも、どうやらポストカードしか売っていなさそうだったため、そのまま同じ道を走り、来たときに気になっていたカフェに向かうことに。

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 電車も良いけど、北海道はやっぱりドライブが最高!

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 カフェに到着。良さげじゃない~と近づいてみると、ランチタイムは終了していました。トラベルはトラブルとしきりにぼやいていたダンナを思い出す。

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 帰りの電車の時刻もあることだし、とりあえずレンタカーを返すことに。

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 レンタカー店のドアを開けると、持参した弁当をかき込んでいるおじさんが「もう帰って来ちゃったの?」と言わんばかりに慌てて蓋を閉め、車のもとへ向かう。「まぁ、タクシー利用しても5、6千円はかかるからね」と手際良くチェック。もう少し時間があれば駅前に見えるあの丘も見に行けそうだけど、慌てて事故を起こしてもアレなので、これも次回の課題ということで。


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 残りの時間を食事の時間に充てたい。なにしろこの日もまたろくなものは食べていないのだから。・・・北海道なのに!

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 というわけで、駅前にある「丘のくら」に入ることに。ここでは美瑛の土産物販売や食事処があります。知らなかったのですが、美瑛といえばカレーうどんらしいので、それを注文することにしました。出てきたカレーうどんは、わたしたちの地元では有名な「山田うどん」のソフト麺を彷彿させるような、そんなカレーうどんでした。美味しいとか美味しくないとかではなく、山田うどん

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 そろそろ帰りの時刻になりました。電車に間に合わないと朝食どころか夕食すら危ぶまれます。急いで帰りましょう。

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 行きは前に乗ったので、写真を撮るには運転手さんが気になってしまい(またマナーのことを思い出す・・・)、帰りはわたしの希望で後ろに乗ることに。ここなら思う存分撮影できます。
 ていうか、観光地なら電車撮影OKって勝手に思ってるけど、それもどうなのだろうか。そんな話を奥多摩に行った時にダンナと話したような気がするけど、その時もその答えは出ないまま。

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 しかし美瑛は美しい。日本で最も美しい村と称されているだけあります。




 とりあえず無事に今回のミッションは果たし終え、札幌へ戻ります。

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 「札幌で時間少しあるけど、なんか見どころある?」
 Y氏がガイドブックを見ても、とくに行きたいところは見つからない。一度行ったことがあるという時計台は見る程でもないと言うが、その辺を歩いていても仕方ないので行ってみることに。そこではやはり中国人観光客がほとんど自分しか写っていないのではないかという勢いで写真を撮っていました。わたしも一応時計台を撮影。


 
 じょうてつバスに乗り、旅館のある定山渓へ。前日に引き続きへとへとだけど、目的地に行けたという達成感があったからか、帰りのバスでは小学校のときの帽子の話や牛乳キャップの話などで軽く盛り上がるふたり。ちなみにY氏の小学校では登下校中帽子は被らず体育の授業で赤白帽を被るとのこと。わたしの小学校では登下校も体育も学年カラーの帽子を被っていました。黄色い帽子はいつからなくなったのだろう。


 夕食は昨夜と同様炭火焼きコース。1日目は写真も撮らず酒も食前酒の「国稀北海道鬼ごろし」のみだったのですが、2日目は目的も達成したということもあり気分も乗っているので日本酒を頼んでみました。

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 北海道の地酒が豊富に取りそろえられており、その中からわたしが選んだのはやはり純米酒。「福司」(ふくつかさ)という銘柄の日本酒です。
 「本日一杯目でございます」と升に注がれた日本酒に、やはり旅では地酒を呑まなくてはとにやつくわたし。並々注がれた酒をすすると、これまた飲みやすい。ていうか旨い!日本酒本来の味を知ってもらうべく、日本酒は苦手だというY氏に飲ませてみると、「飲みやすい」とひとこと。最近こうやって美味しいお酒を選び、飲めない人が飲めるようになるお手伝いが出来る喜びを身にしみて感じ、日本酒ナビゲーターの資格を取ってよかったなぁとしみじみ思うのでありました。

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 料理はというと、さすがは北海道、刺身が美味しい。それに、道産ななつぼしとほしのゆめ自社ブレンドの白米がわたし的にヒット。お腹一杯で残してしまったけれど、全て美味しくいただきました。

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 外で花火をやっているとのことで、食事を一旦中断し、花火を見ました。それを教えてくれたわたしたちを担当しているスタッフが、わたしから見るとどう見ても可愛いY氏ばかりを贔屓し、わたしのことはまるで見えないかのように見えるのでありました。あの・・・わたしもいるんですけど。



北海道旅行【3】へつづく。





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