susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

暇人、晴読雨読。

こんにちは。お気に入りの書店が3件あるsusieでございます。
読書は比較的好きなわたしですが、どこの本屋でも良いというわけではありません。
特に新書の品ぞろえが豊富なところやお洒落な雑貨等が一緒に売っている本屋が好きです。行ったらしばらく出られないので入るには覚悟が必要だし、買わずに帰るということもなかなかできません(笑)。

今月からとんでもなく長い休みが入ったので、最近は読書に没頭。
読んだ本をちらっとご紹介したいと思います。




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薄っぺらいのに自信満々な人  榎本博明

わたしが本屋に連日通いだしたら、それは何かにイラついているときです(笑)。この本を手にしたときも、あることについて考え事をしていました。
”あの人はわたしに直接嫌なことをしたわけではないのに、わたしは何故こんなに嫌な気持ちになるのだろう?”
よくわからないけど、そのような人たちにはなにか共通する部分がある気がする。そんな気持ちで本屋をうろついていて、この本を目にしたのでした。
自身満々。薄っぺらいかは別として、そう、自信満々なんだよあの人たち。そして全て自分の基準で人を判断する。
読まなくてもすでに薄々気づいてはいましたが、その考えを再確認させてくれる1冊でした。『本物はひとりでいることを怖れない』。




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壇密日記  壇密

仕事帰りにふとお気に入りの書店に立ち寄ってみたら見つけてしまいました。
以前ちょろっとブログで触れたのですが、わたしは壇密が好きです。というか壇密のブログが好きです。そんな壇密の本があったとは。しかも2まで出ていました。帯にはこれまたわたしの好きな酒井順子が大絶賛しております。即買いです。
やっぱりおもしろかったです。わたしは新書を好んで読むのですが、そのような本を出される方は内容はともかく、話し方が上から目線の方がほとんどです。それに比べて壇密さん、とっても謙虚。こんなに忙しい仕事をしているのに暇をアピールします。きっと少しは煌めくような日々も送っているであろうに、熱帯魚や猫との生活のことばかり書かれています。なにより文章が美しいです。さらにファンになったし、2も買います。




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12星座占いがもともと大好きなわたしですが、恋物語は少々苦手な分野です。
でも鏡リュウジ監修?というなら本格的っぽいと思い買ってみました。
まだ読み途中ですが、だいたい普段から言われている12星座の性格を持った24人の男女の物語が展開されていました。だいたいというのは山羊座以外の星座です。星座占いが好きな方はご存じと思いますが、山羊座は昔からネクラとか努力家などと言われてきました。ところがわたしを含め実際の山羊座さんにそんな人はあまり見たことがない。この本では山羊座の性格の変化は時代のよるものだと解釈し、角田光代も明るくて強い今どきの山羊座女性を描かれていました。
主人公以外の脇役も何座か分かったら、もっと面白く読めただろうなあ。




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人に強くなる極意 佐藤優

ダンナに言わせると、自己啓発本を読みあさるヤツはもともと強いメンタルを持っている、と。だからわたしは読む必要がない、と(笑)。言いたいことはなんとなくわかります。というかダンナこそ読めと思っているわたしです。
この類の本についつい惹かれてしまうのは、もともと強いというより強さをなにより優先したいのかもしれません。
佐藤優さんこんなに強面なのに、文章はやや柔らかめで驚きました。男性の本なのに武勇伝がわりかし少ない方です。章ごとにおすすめの本が掲載されているのですが、綿矢りさの本なんかがあったりしてこれまた驚きです。ずいぶん柔軟なのだと…。でも実際強さを手に入れるにはこういった柔軟さは必要なのかもしれません。面白かったけどダンナは読まなそうだな…。




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いつかティファニーで朝食を  マキヒロチ

今年は友人momoeちゃんの影響で漫画を読むようになりました。
漫画コーナーに行くと目につくのがグルメ漫画。最近多いですね。ドラマ化にもなるそうなので買ってみた1冊。この漫画の良いところは、とにかく美味しそうに食べるところ。人が美味しそうに食べるところを(しかも絵なのに)見るのって、こんなに幸せを分けてもらえるものなのだなと、初めて知りました。舞台となっている飲食店は全て実在する店で後ろのページに詳細が載っているので、ついつい行きたくなります。それと、この漫画の影響で最近料理に凝りだしています(笑)。美味しく食べるって幸せなことだし、美味しく食べる人って性格良いなって思わされる漫画です。




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西武鉄道の世界

まさかこんな本があるとは思いませんでした。買うしか選択はありません。
少し前に西武線のかわら版で見たのですが、鉄道が出来た当初の路線図等も掲載され、100年前の我が最寄駅や使われなくなったが残っている線路等貴重な写真が満載です。それと伊豆に行った時に乗った西武車両どころか津々浦々で活躍する車両のことも書かれ、西武線沿線の人間には見応えたっぷりの1冊です。




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ワインの基本  Discover Japan

日本酒のことはだいたい分かってきましたがワインのことはまだまだ初心者なので、基本のキを学ぶべく買ってきました。ついでに酒特集本も(笑)。
衝撃だったのは、気に入っていたソーヴィニヨン・ブランの香りが猫のオシッコに例えられていたこと…。日本酒はせいぜいチョコレート等に例えられますが、オシッコって…!しかし酒の世界は深いです。おもしろい。




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おまけ。
今年はブログ更新しなかったものの、本はかなり読んでいました。
というのも通っている整体で本の貸出をしているためであります。
わたしは主に腰痛に関するものを借りていましたが、おすすめされるのは「気」の本でした。ちょっと理解するのが難しい分野ですが、五木寛之の本は読みやすかったです。一番衝撃だったのは「第3の脳ー皮膚から考える命、こころ、世界」。ここから哲学本に手を出すようになり今に至ります(笑)。






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