沖縄旅行【3】道の駅許田のち古宇利島へ
1月12日、2日目。東京の一部地域では初雪が降ったとニュースで知りましたが、この日の沖縄の最高気温は17℃。わたしたちは少々暖かく感じているのに、現地の人々はかなり厚着をしていました。
ダンナ曰く見応えのある道の駅らしく、人気の道の駅全国第一位に輝いたそう。
沖縄本島の旅行はこれで3度目だが、1度目はバスツアーにていかにもな場所を巡り2度目は腰痛のためほとんど観光しなかったので、道の駅に行くのは今回がはじめて。
ナビを設定したものの万座毛を素通りするのは躊躇われ、
「次の曲がり角を右に」を尽く無視し、万座毛近くの駐車場に入る。
約10年振りの万座毛は中国人だらけになっていました。
向こうでも有名な場所なのかしら。
これまた懐かしく、10年前と変わっていない。
ここの前で変なポーズを撮った写真を思い出す。
特に土産物を買う予定はないが一応入ってみると、裏側から海が見渡せることを発見し、とても珈琲とは言い難い黒糖入りの缶コーヒーを買ってから店内を出る。
ちょうど雲間から太陽が顔を出し、海がエメラルド色に。
太陽が消えないうちにシャッターを切りまくるわたし。
いい加減ナビが痺れを切らしているみたいなので、そろそろ道の駅許田に向かおうと思うのだが、恩納村辺りのビーチはとてもキレイで、ついつい誘惑に負けてしまう。
あっと思うと通り過ぎての繰り返しで、やっと良い写真が撮れそうな場所に到着。
おしゃれ女子といかつい男子カップルがイチャイチャ2ショットを撮り終わるのを黙って見守り、誰もいなくなってからシャッターを切る。
2ショットとか撮ってないなあ。ていうか荷造り中わたしの荷物を見たダンナに「男みたいな中味」と言われたし。
そんなこんなでやっと道の駅許田やんばる物産センターに到着!腹減った。
どうでも良いが、レンタカー運転しまくってはいろんな所に駐車してきたので、苦手なバック駐車もだいぶ慣れてくる。
お馴染みの沖縄土産からここでしか売っていないような黒糖やフルーツ等を物色し、ダンナがどこで手に入れたのか「2,000円以上お買い上げの方特典」クーポンを出してジュースをもらう。
併設されている食堂でわたしは沖縄そば、ダンナはソーキそばを注文し、テラス席に運ぶ。
朝食は久々に食べ物がおいしいと思ったけど、昼食のそばもなかなか美味い。
10年前は美味しいと思わなかったのに、そばの味は年を取らないとわからないものなのか。そばっていうか細いうどんっぽいけど。
次に向かうのは古宇利大橋という美しい橋(るるぶ情報)。
撮影に専念したいが運転しなければならないので、一眼レフをダンナに委ね運転に専念するが、ダンナの撮る風景がどうしてここを選んだ?というような場所ばかりなので、イライラしながら「はい、ここ!看板と海入れて!」等いちいち指示する。
古宇利島の看板が出てきました。
立派な観光地らしかったのに車が全然走っていないので一抹の不安を覚えるが、とりあえず車を走らせてみる。
ちなみに「古宇利島」と設定しようにも出てこないので、ナビには「古宇利オーシャンタワー」で設定してみました。
「ていうかオーシャンタワーってところに行く予定はないの?」と訊いてみると、「お金がかかるからいいよ」とダンナ。
よくわからんが今回の旅は全くお金を使っていないし、古宇利島には他になにもないようだし、どうせなので行ってみようと提案。
しかし車も人もいない。本当に古宇利島は存在するのかと思った瞬間。
古宇利大橋が見えてきました!
おおおーーーーっ!撮って撮って撮って撮って!!!
ハンドルを握りながら「いいから早く撮って」と叫ぶわたし。
橋の入り口に駐車スペースとワゴン販売があり、しばし車を停めて写真を撮る。
おお、これぞ沖縄。美しい。
下から見る古宇利大橋もなかなかの迫力。
すっかり忘れていた恒例の沖縄ビーチ写真をここでパシャリ。
潮が満ちたら帰れなくなりそうだねと言いながら、行けるところまで行ってみる。
こんな場所、1つでもあったら埼玉の観光名所になるのに。
なんでもないところに当たり前のようにあるのだから、沖縄ってすごい。
心ゆくまで堪能したら、古宇利大橋を渡り古宇利島へ。
途中で停まることも出来なければ余所見も出来ないもどかしさ。
でも前を向いていても海の青さはよくわかる。
古宇利オーシャンタワーとやらに到着。
ここで再びダンナがどこからもらってきたのかクーポンを受付員に渡し、古宇利島ハートクッキーとやらを貰う。
予備知識一切なしで来てみたけれど、なにやら変なカートに乗るらしいぞ。
やばい、ウキウキする(笑)。
これに乗ってタワーまで行くらしい。
古宇利大橋をうっとり眺めている横で、どうしてカートが自動で動いているのかが気になるらしく地面ばかり見ているダンナ。
そんなんより早く展望台へ。
曇っていて本来の美しい色ではなさそうだけれど、この橋を通ってきたのだと思うと感慨深い。
あーこれこれ。こういう海を見たかった!
土産ショップで中国人の子供が琉球グラスを割った瞬間を見てしまい、その後が非常に気になって仕方がなかったのだが、ずっと見ていても仕様がないのでタワーを出ることに。