susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

清里・八ヶ岳旅行【3】~朝の萌木の村散歩~

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標高1,200メートルの朝は寒いからと、チェックイン時ホテルスタッフにヒーターを点けるよう言われたはずだったが、昨晩10時に就寝したため4時に目が覚めたわたしは夜も早朝も全く寒さを感じなかった。むしろエアコン効かせてるはずなのになぜ暑い。

二度寝したいのに眠れない。寝た時のことを覚えていないが、気圧で膨らんだポテトチップスが同じ状態で置いてあるということはダンナもきっと早く寝たのだろう。起こすには早すぎるので、目を瞑りながら1時半ほど布団の中でうだうだし、頃合いを見計らってダンナの顔で遊ぶことにした。顔で遊ぶとは、主に指先を使って頬をまるで蟻が歩いているかのように感じさせ、寝ている者が夢と現実を行ったり来たりするのを楽しむ趣味の悪い遊びのことである。



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仕方なく起き出したダンナと、朝食前に散歩に出ることにした。
たしかどこかの部屋にファミリーが泊まっているはずだが、6時なのでしんとしている。



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ホテルスタッフも一人も見かけないので、フロントにあるオルゴールを遠慮なく眺める。夕べディナーで流れていたのは、これかしら?




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ついでにラウンジも覗いてみる。
前日萌木の村の店主が「静かでいいのよ」と言っていたバーテンダーは、山梨カクテルコンペティションで優勝経験があるらしい。次来るときは絶対行こう。



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客室を出る前にベランダに出ていたダンナに「外は寒い」と言われ、一応持ってきたアウターを羽織る。

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どうか虫がいませんように。



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気持ち肌寒いが、月経前症候群で火照った全身に心地よい。




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当然なのか誰もいない。
八ヶ岳への旅行を薦めてくれた同僚にこのホテルに泊まることを言ったとき「早朝の萌木の村が見れるなんて!」と勝手に想像して興奮していたが、こういうことか。たしかにとても気持ちが良い。




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清里八ヶ岳が特集された雑誌が少なく限りある情報から想像していたが、それらの雑誌にはこの場所の良さが一切出ていなかったように思う。
なぜ萌木の村のページにはメリーゴーランドの写真がどでかく使われているのだろう。




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てっきり村を散策するものだと思いきや、「滝見の丘遊歩道」という印を曲がり200メートル近く虫歩道を歩くことになる。





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ダンナの蜘蛛の巣を追い払う手つきに何かがいるのを覚悟して歩く。
「ちょっとsusieちゃん、歩いてるところ撮ってあげるからバックして」と言われ来た道を歩かされるが、虫が怖いからはよ撮れとしか思っていないわたしがひとり。フォトスポットだったらもっと幾らでもあっただろうに、なぜこのような場所で?




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ダンナ曰く”もぐらの通り道”らしい。
いいよ、もぐらでもへびでもなんでも。虫でなければ。




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「ここは妖精の家」って、逆に怖いわ。どこに家みえます?


この左上にある丘を登ると、奥にある山の滝が見えました。


写真を載せるつもりだったけれど、行った人だけが見れる特別感って必要だなと思いやめておきました。




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ホテルを出た時は曇っていたが、晴れ間が見えてきそう。







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違うルートでホテルへ向かうと、宿泊先のホテルハットウォールデンと一緒に悩んでいたプチホテルが突然現れる。
写真で見たかんじと一味違ってすごく良い感じ。




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ちらりと見えるユニオンジャックに、絶対に良いホテルだと確信。
また来る口実がたくさん出来るってうれしい。




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やっぱり晴れてしまった。今日は熱中症に気を付けなければ。




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ホテル前の喫煙場所。シロツメクサが良い演出してる。




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たくさん歩いたからお腹が空く。



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8時に予約している朝食を摂りに、昨夜利用したレストランへ再び向かう。


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夜は暗くてあまり見えなかった(し、デカい虫が窓ガラスにガンガン当たる音が何度も聞こえた)景色も朝は豊かな色を見せ、わたしの目の前には「ニコニコレンタカー」の文字まで見えるが、ウェイターの昨日に引き続く爽やかな対応と隣のファミリーのにこやかな挨拶で心が弾む。




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朝食は和食中心のメニュー。ごはんと味噌汁はおかわり自由で、前日の新宿からのバスでのジジイ集団の会話を思い出した。ごはんと味噌汁があれば良いのだと。
しかしこんなに「ごはんに合う」副食が揃えば、ごはんと交互に口に運びたくなるというもの。茶碗が汚れるから温玉は最後で。
おかわり無料の所では躊躇せずおかわりをお願いするダンナはそれを躊躇う他の客には有難い客らしく、いつも「おかわり」の後に便乗されている。

それよりランチョンマットとして敷かれている紙に書いてある文字を読んでいたら「八ヶ岳」が英語訳されていたのだが、「Mt.Yatsu」とは果たして正しい表記なのだろうか。




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「やっぱり朝風呂めんどくさいからいいや」とダンナが言いだしたので、巡回バスの時間を調べてチェックアウトを済ます。そのときどこからともなく煙がやってきたのでスタッフに訊いてみると、「下のメロンパンのような窯から出ているんですよ」と教えてくれた。




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メロンパン・・・ホテルの人は皆そう思っているのだろう、きっと(笑)。
見ていたら「写真を撮ります?」と扉を開けて中を見せてくれた。
お昼はこの窯で焼いたピザが食べられるという。またひとつ、また来る口実が出来る。




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すごく良いひとときだった。ありがとう、ハットウォールデン。





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時間は早いが巡回バスの待つ清里駅まで向かう。
いよいよこの旅の本当の目的地に向かうのであります。








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