香港・マカオ旅行⑤~世界遺産と下町散歩~
部屋に戻って地図を眺めていたら気づいたのだが、マカオはてっきり島だと思いきや半島だった。
私たちが泊まっている場所は、その下の橋でつながった島らしい。
そんなことより今日も昼食を食べていない。
夕食を摂るにしてもホテル周辺で良さそうな飲食店が見つからないため、3日目に行こうと思っていた世界遺産の集まるエリアにバスで出向いて見ることにした。
ホテルのすぐ近くにあるバス停からとりあえず乗り込む。
前払いだったのでC氏が小銭を片手に無愛想な運転手に運賃を訊いていたが、思うような返答がなかったのか「もういいよ!乗ろう」と持っていた小銭を全て渡して乗り込んだので、わたしもその後につく。
あとで調べて見ると、バスの運賃は一人4,2mop(パカタ)で、お釣りは出ないシステムらしい。
C氏はだいぶ多めに支払ったと思われる。
マカオ半島へ。
マカオエリアに来ると、わたしたちの泊まっているエリアのようなギラギラ感は落ち着き、中国らしい建物がたくさん見えてくる。
どこで降りたら良いか定かではなかったので、適当な場所で降りる。
手当たり次第写真を撮っていると、赤いポスト発見。
ポストと2ショットも撮ってもらう。
あてもなく歩いていたので通り過ぎたが、
歴史の跡が残っている。
このあたりからディープな感じになり、テンションが上がって来る。
交差点でたくさんのバイクが行き交うこの光景が、わたしの想像していたアジアと一致し、テンションバロメーターが急上昇。
どこに旅に出てもそうだけど、ぶっちゃけわたしは世界遺産に興味がない。
それよりももっと現地の人の生活ぶりとかが見たい。
作られた過去より今が見たい。
眺めてるより感じたい。
そんな感じが好きなんだと思う。
だんだん街が賑わいを見せる。
美味しそうな店が出てくる。
前日香港で食べたマンゴープリンのような美味しいスイーツ店があったら、すぐにでも入りたい。
とか思ってたらすぐ発見。
右の柱を見ると、そこかで紹介された美味しいスイーツだと言うことが窺える。
C氏と一つずつ購入。
んまい!!!
餅の中にマンゴーがそのまま入っているのかなんなのかわからないけど、とにかく冷えてて美味しい!
小麦とか乳とか一切入ってない純粋なアジアンスイーツ。
それに比べて日本はなんだ、パンケーキとかワッフルとか生クリームとか。
やはりアジア人はアジアンスイーツが体に合っているんだ。アジア万歳。
食べ歩きしていると、突如中学校現る。
しかしマンゴー餅が美味い。
ちょっと前に某バラエティー番組で、旅は食を楽しむ方がお得か、観光名所を楽しむ方がお得かみたいなことをやっていたけど、今のわたしは「食を楽しむ派」だろう。
当時はどちらでもない派だったので結果は覚えていないが。
改めて当初の目的を思い出す。
世界遺産観光は時間のゆとりのある3日目に取っておき、この日はあくまで食べるところ探しだったはず。
世界遺産なのにギラギラしている・・・・。
しかもこれはまさに、わたしの好む「眺めるより体感」系の街ではないか。
違った意味で。
ほんとだ、本当に世界遺産なんだ。
なんと言うか、ちょっと古めのアウトレットモール。
しかも人が多すぎて、どこをどうやって撮っても気に食わない。
(正月はもっとすごいらしい)
この辺りの標識は、中国語かポルトガル語か(その下は何語かわからん)。
にしてはポルトガル人らしい人は全く見かけない。
欧米人も少ない。てかほとんど中国人。
建物内にある”マカオで一番人気”的なことが日本語で書かれた土産屋に立ち寄って見るが何も買わず。
あとで気づいたのだが、その店は割とどこにでもあった。
旅行前には「生野菜は食べない方が良い」と言っていたC氏が、ここでフルーツをお買い上げ。
たまたま世界遺産になったこの街で、いつも通り過ごしている人もいるのかな。
と思わざるを得ないほど、なんか皆ラフなんだけど(笑)。