香港・マカオ旅行⑨~偽エッフェル塔からマカオを見下ろす~
4日目の朝。
わたしの頭はマカオ通貨をどう無くすかでいっぱいだった。
それなのに、「わたし先に出しとく」と何かとC氏がパタカを出していたため、わたしの財布には午後には使い物にならなくなる紙切れがたくさん残っていたのだ。
とりあえず出してもらっていた金額を計算し、すぐさまC氏へ返金。
ちなみにこの偽エッフェル塔は本物の2分の1のサイズだそうな。
「これもフランスを真似ている」とC氏。
真似る人も真似る人だけど、書く人も書く人なんじゃ・・・。
ここでパフォーマーらしき衣装を着た人物の気の抜けた姿を発見。
さて、入場料日本円にして千幾ら程を払い、展望台へのエレベーターに乗る。
ぐんぐん上に登るにつれて、肝心なことを思い出しました。
わたし、高所恐怖症なんですよぉぉぉーーーーーー!!!
途中で立っていられず、手摺を掴みながらしゃがんだ状態で外を見る。
怖い怖い怖い怖い!
頂上は当たり前だけど落ちないように柵があるので、エレベーターほどの恐怖は感じず。
調子に乗って写真を撮りまくる。
でっかいネズミーランドのようだな。
夜は真っ暗だった場所は、やはりのどかな眺めだった。
この場所にも数年後には何かが立っているのかな。
高級ホテルが立ち並ぶ。
なんだかなぁ。
てか、なにこのマーク(笑)
あっさりと降りる。
下からの眺めは東京タワーには負けるね。
残りは日本円にして500円くらいになった、マカオパタカ。
地下の土産屋でどうにか使い切りたい。
てことで地下へ来たものの、C氏がここへ来て「バッグが欲しい」と言ったので、しばし別行動に。
3日間手ぶらで過ごしていたのに、なぜ4日目にバッグを買うのか。
まあ、本人の自由だけど。
別行動といえど入りたい店が特になかったのでフラフラしていたら、人だかりを見つけたのでわたしも混ざってみる。
すると金色の人間らしいものが機械的に動いている。
えっ、人間?ロボット??
顔や手は動いているのに下半身が全く動かないんでわからなかったんです。
エンターテイナーでした。
撮ってもらう時に気づいた。あのグラスの中にチップを入れるシステムだったのね。
500円程度なら余ってたから入れたのに。
結局、パリジャンの土産屋で日本でも売っていそうな500円程度のチョコレートを買い、マカオパタカを使い切る。
ホテルの客室に戻ってチェックアウトの準備。
どうやら売店のスタッフと話し込んでいたらしい。
帰りのフェリーはあらかじめ真ん中席に座っておいたためか、あまり酔うことなく香港に到着できた。
でも、いつかまたマカオに行くことになったら、絶対に台湾経由で行くことにしたい。もうフェリーはこりごり。
香港の電車にはすっかり慣れ、スムーズに九龍駅へ到着。
まっすぐに4日目の宿泊ホテルへ向かいます。