北海道旅行【4】~フラノ寶亭留に宿泊~
富良野には宿泊施設があまりないので有名大型ホテルで済ませようと思っていましたが、6月下旬ということもあり満室で予約できませんでした。
ていうか10日前に探したので、ほとんど残っていないのは当たり前(汗)。
だから奮発しちゃったんですけど、7月のラベンダー前だからか6大特典があって、14時のアーリーチェックインも可能でしたが、もう夕方です。
今調べたら、今年ミシュラン3つ星獲ってたんですね。知らなかった。
バレーパーキングサービスで車を預け、そのままフロントへ誘導される。
小学生以下お断りらしく、中の造りも大人空間漂わせております。
チェックインが遅くなった割に、人がいない。ラッキー。
手続きをしている間特製スイーツをいただく。
わたしは事前にアレルギーを申告していたので、特別仕様らしい。
なんだか良いホテルな予感。
本来のもの(ダンナの)。卵と乳製品使用。これもまたおいしそう。
洗練された美しい女性スタッフにわかりやすく説明された後、部屋を案内される。
牛乳瓶でできたシャンデリア。
わたしは一ヶ月前に香港の高級ホテルに泊まってしまったので、なるべく期待しないようにしていました。
でもここはここで素晴らしい。まず富良野にあることがすでに良いし、スタッフの対応はリッツと互角だと思う。
ただ、あとで気づいたのが、2年前に友人と泊まった定山渓の宿泊施設と同じ系列だったらしい。あそこはスタッフがちょっと・・・。
「昨日はとても暑かったんですが、今日はとても寒くて」とスタッフ。
現地の人も困惑の様子。
去年の今頃は八ヶ岳行って、「昨日までは寒かったのに」と現地の人が困惑していたっけな。
部屋に入って恒例の写真撮影。
ベッドは至って普通。枕はいくつか種類があったそうで。
寝落ちしたから枕自体使ったかどうかすら覚えていないわたし。
2階からの外の眺め。
寒いから椅子に腰掛けようとかいう発想は皆無。
温もりのある家具で統一されているリビング。
バスルームはほとんど使うことがなかったけど、アメニティは男女別の巾着袋で準備されていて、シャンプー類はロクシタン。ふたつずつってところが嬉しい。
小さい旅館とかによくあるタイプのやつ。
実はちょっと使うの抵抗あるわたし。
大浴場があるから入らなかったけど、綺麗なバスタブ。
お茶類。ラベンダーティーはお持ち帰り。
ミニバーはフリーで、しかもおかわりができるって言っていたような。
部屋を一通り見渡したら、ラウンジへ。
階段の踊り場に大きな書が貼ってありました。
わたしは見るのは美術より書の方が好きだったりして。
ラウンジではおやつを楽しむことができるのです。
が、ほとんどが小麦でできているのでダンナが独り占め。
誰も手をつけていないティラミスを好きなだけ皿に盛れるという贅沢。
で、わたしは特別仕様のものがまた用意されていました。
素晴らしい対応。寒い日のシャーベットはなかなかだったけど。
ピンクのはルバーブ味。オサレー。
わいのわいの言いながら楽しんでいたら我が家と同じような(少し年上の)夫婦が来たので、ホテルの外へ出てバギーで遊ぶことにしたのですが。
皆考えることは一緒っていうか、行動パターンがほぼ一緒だと少し意識するよね。
え、わたしだけ?
エントランス前に停まっているバギーは自由に乗れるらしく、わたしは密かに一日これを楽しみにしていたのですよ。
なぜかというと、乗り物好きってのもあるんですけど。
初の”助手席”なのです。
思い返せば、『好きな人の助手席』っていうシチュエーションを経験したことがない。
うふ❤助手席だー♪
と喜んでいたのもつかの間、やはり初心者は運転が下手すぎて指導を入れる。
ルピナスはちょうど見頃。
ラベンダーもファーム富田より色づいている感じ。
ただかなり寒いんだけど。凍えるわ。
もっと時間があって寒くなかったら5周くらいしたい。
館内に戻り、チェックインの時に聞いてものすごく気になっていた場所へ。
「書の間」。
やばいでしょ。
これはやるしかないと思ったら、例の夫婦がすでにやっていたので入浴後に来ることにする。
書の間には書が飾られ、隣の部屋には客室にあるような木の家具が展示されていました。買えるのかな?
フラノ寶亭留は夕食時に浴衣で食事してもいいらしいので、夕食前に温泉に入っておく。
余談だけど、わたしは髪が傷みやすくてセットするのが大変なのが、この日は大してドライヤーで乾かさなかったのに髪がものすごく落ち着いたので、てっきりシャンプーが良いのかと調べたら判明しました。
北海道って水の硬度がとても低いのね。
(ちなみに埼玉は高い方)
家に帰ってから軟水化できるシャワーヘッドに変えましたわ。
なぜか効果ないけど。
さて!夕食です。
本当はホテル近くの飲食店でと思っていたのが、ホテル近くに何もなかったので、奮発してホテルのレストランを予約したのでした。
結果、お風呂上がりのお酒が楽しめたので正解。
車じゃ無理だもんね。
まずは乾杯。
ダンナはお決まりのビール、わたしはラベンダーのシャンパンカクテル。
これもまた美味しかったー。
”お食事の前のお楽しみ・・・”
4種類あるけど、手前が特別仕様のわたしの分。
アレルギー対応が徹底して感動する。
”タラバガニとアスパラガスとアニスのフラン”
アニスってなんだ?
”槍烏賊・富良野産おぼろづき・時季の山野菜”
ダンナのには泡みたいなのとアミアミは乗っかってる。味が想像つかない。
わたしのは普通の炒め物のような味。しかもパンではなく白ご飯。
アレルギー対応でフレンチは厳しいか。
”道産人参・黒トリュフ”
メニューのネーミングがシンプル所が、素材の良さを表わしているんだろうな。
”道産牛サーロイン・自家菜園野菜”
文句なしに肉はうまい。
食後のデザートは、わたしはフルーツ盛り合わせ、ダンナはオサレスイーツ。
欲を言わせてもらえれば、メロンが食べたかった・・・!
お茶とお菓子でまったりタイム。
全然関係ないけど、スタッフのお姉さん美人だった。
北海道は綺麗な人多いな。
食べ終わったら、お待ちかねの書道タイム。
ほとんどの宿泊客がレストランにいたため、わたしたちで独占状態。
「なに書くの?」
「どっしようかなぁー?漢字二文字、漢字二文字。」
優柔不断なダンナはいつまでも悩んでいる。
「わたしはなにを書くでしょうか」
「”信念”とかじゃないの~?」
書き始めているわたしの半紙を覗き込むダンナ。
「うわ・・・」
「よくわかったね」
さすがだなぁ、だてに10数年一緒にいないなと感心していたのに、ダンナは隣でめっちゃ引いていた。
「で、そっちはなに書いたの?」
どれ、と覗き込んだら・・・
「池袋」
なにこの発想。
しかも「袋」って字がマジで踊って見える。
わたしはその後も同じ文字を練習していたけど(連続してると”執念”に見えてくる不思議)、飽きっぽいダンナはまた違う文字を書いていた。
・・・なんか、「道なり♪」って感じするね?
書道って性格出るなあ。
ちなみに捨ててあった例の夫婦が書いたと思しき習字もこっそり見てみたけど、覚えていないくらい大したことが書かれていなかった。
それに比べたらさすがだわ、池袋。字汚いけど。
悪ふざけはおやめなさい。
精神が統一したところで(?)、お次はバーへ。
バーが無料で利用できる特典もあるのです。
少し狭くて暗くてバーテンダーがダンディでいい感じ。
ここでしばらくなにも話さずBGMを聴きながらお酒を嗜む。
てか眠くなってきて、バーカウンターから降りるときにふらついたら「酔っ払っちゃって~」とダンナとダンディなバーテンダーに笑われ、ちょっと恥ずかしかった。
そりゃあ、早朝に起きて一日たらふく食べて温泉に入ったら眠くもなる・・・
ん?
部屋に戻ったら「お夜食」が用意されておりました。
うー、胃がパンパンだよー(泣)。
だけどわたしの大好きなちまき、食べるか。
ダンナはミニバーの瓶ビールを更に開け、しばらく飲んでいたんじゃないかと思う。
わたしは歯も磨かずいつのまにか寝ていたので知りません(笑)。
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