タイ旅行【5】ナイトバーゲンの帰りに迷子になる
「タイ旅行【4】アユタヤ遺跡をめぐる」の続き。
本来ならば、宿泊先のホテル「スコータイ バンコク」に降ろしてもらい、夜は隣のホテル屋上にあるバーへでも行こうと計画していた。
のだが。
幸か不幸かツアーガイドの配慮(?)により、ナイトバーゲンを見るべく途中下車したわたしたち。
果たしてココは何処・・・???
看板を見たところでタイ語しか記載されておらず、さっぱりわからん。
バスツアーのサイトからプリントアウトした地図のコピーを頼りに、ココがどこだか探してみる。
たぶん・・・だけど、たぶんチットロム駅あたりだと思われる。
まあ、周辺の駅が見つかればどうにかなるだろう。
※宿泊ホテルはルンピニ駅が最寄駅。
とりあえずトイレを探して入る。
ナイトバーゲンと日本語で書かれた看板があるあたり日本人観光客ウェルカムなのだろうが、日本人らしき人はほとんど見かけない。
それに売っているものがいかにも偽物っぽくて怪しい。
せっかくなので一通り見てまわる。
タイの郵便ポスト。
送ってみたいが、切手を買うというハードルは高すぎる。
そろそろお腹が空いたので夕食にしたい。
やはりタイと言えば、屋台でしょ!
とは言え屋台には現地人しか見当たらず、どうやって頼めばいいか、ていうかタイ語しかなくてメニューがさっぱりわからずダンナが食べるのを渋っているが、行くだけ行ってみる。
お持ち帰りのような人たちも見かけ、いまいちシステムがわからない。
アレルギー多いわたしは一応タイ語でアレルギー表記したメモを持ち歩いていたのだが、なんだかそれすら出す勇気がない(汗)。
が、しかし、見たところ小麦や乳が使われている感じもないので、卵を避けたメニューを指差してみる。
夜ごはん、ゲット!!
何が入ってるのかわからないけど、いただきます♪
あんかけの中に入っていた物体は、たぶん白身魚っぽい。
だけど食べなれない味だし、本当に白身魚かは謎。
カオマンガイが食べたかったダンナは、やはりココでも出会わず、似たような物を注文。
これがなかなか美味しく、強引にシェアに持っていくわたし。
テーブルにはニンニクや何か(わからん)のスパイスが置かれていて、現地人はそれらを慣れた手つきで料理に加える。
あまりにいろんな事が珍しくて写真をパシャパシャ撮っているわたしを、恥ずかしいからやめてと珍しくダンナが咎める。
どうやら後払い制だったらしく、ずっと握りしめていたお金を最後に払って去る。
ここでついに喧嘩勃発。
バンコクの中心で、愛ではなく罵声を浴びせる。
詳しくは割愛するが、わたしが昼頃に発した言葉にずっと根に持っていたダンナがチクチク嫌味を言った事がきっかけであり、「自分も同じ事やっているくせに怒る」だの「悪気なければ謝る必要ない」だの言ってきたので持論を展開したら、馬鹿みたいに長時間喧嘩していた(爆)。
海外の夜は危険だというが、自分たちが危険人物になってしまえば何も怖くないということを思い知る・・・。
あー、ちょー時間が無駄だった。
親切心でやったことでも相手にとっては迷惑だということもあるんだし、悪気なくても謝れって言われたら謝ればいいんだよ(怒)!
そんなわけで、夕食が食べ足りなかったわたしは再び食べるものを探す。
ダンナは「とても食べたい気分じゃない」らしい。あそ。
すると、豚の耳発見。
ちょっとグロいけど、こんな所じゃないと食べられないと思い注文。
とても食べたい気分じゃなかったはずのダンナが、横にあった骨つきの豚肉を注文している。
うん、固い。
そろそろホテル横のバーへ向かいたい。
多分だけどここはチットロム駅周辺のはずなので、斜め東に向かっていけばバーのある高層ビルが見えるだろうということで、歩いて向かう。
適当に歩いて向かう。
・・・・・・
無謀だったらしい。
どこだここは(汗)!!!
迷子になったのでコンビニエンスストアの店員にホテルはどこか聞いてみたら「I don't know」と返される。
うそー、わりかし有名なホテルなはずなのに、知らないってどういうこと??
まだ距離があるんだと解釈し歩き続けると、高いビルが見えてきた。
「あれじゃない!?」
良かったねぇ~なんていいかながら近づいて行くと、Sのマークが見える。
あ、あれは・・・シェラトンのSじゃないかい?(汗)
ロイヤルオーキッドシャラトン。
バスから途中下車した時に見たバンコク市内地図が脳裏を過ぎる。
た、たしか、シェラトンって・・・・・・、
わたしの記憶が正しければ真逆じゃなかったかな(汗)??
ピンポーン♪
やだあ、あたしたち、真逆に歩いてたんだね♡
おーい、勘弁してくれー。
ホテル前でトゥクトゥクのおっちゃんが「乗ってけよ」みたいなことを言っている。
わたしには救世主のように見えるのに、ダンナにとっては危険人物に見えるらしい。
えーん、乗って帰りたいよぉ~!
するとイケメンスタッフは親切に、最寄駅までの道と、タイ語で最寄駅名を紙に書いてくれた。
現地の人とのふれあい、こういうのが旅の醍醐味だよね。
しかしタイ人男性、意外と好みかもなー。
てな訳で、歩いて20分程にあるらしいフアランポーン駅へ目指すことに。
あー、トゥクトゥクに乗りたかったー。
ひたすらひたすら何にもない道を歩き続けるわたしたち。
もうなんかバーの気分じゃない。
しばらくすると駅らしい建物が見えてきた。
あれ?
あれって、昼食の時に見た、行ってみたいねと言ってた大きい駅じゃないかい?
不本意な形で願いが実現(笑)。
時間的に閉まっているドアが多くて入るのに困難だったのと、特筆すべきはホームレスが多かったことだろう。(写真に写っているのは浮浪者じゃありません)
この駅の建設は日本も協力している?らしい。
地下鉄に乗ってルンピニー駅に向かいます。
タイ旅行【6】に続く。
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