susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

宮崎・鹿児島旅行【7】レンタカーで桜島ドライブ

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JR隼人駅から30分ほどで鹿児島中央駅へ到着。
改札を出ると華やかな土産コーナーが目に入りつい足を伸ばしたくなるが、時間がないのでここは我慢。しかし郵便局での切手探しは我慢しない。スーツケースをゴロゴロ転がしながら局内を見回したが限定切手は見当たらず。

ここで再び「ニコニコレンタカー」を借りる。
公式晴れ女になったばかりで言いづらいのだが、この時小雨が降っていたため、スタッフが傘もついでに貸してくれた。さすが、ニコニコを公言しているだけある。


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サクッと手続きを済ませレッツラゴー!向かうは桜島
ダンナの要望でありわたしは特に興味がない。ので色々割愛。



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フェリー乗り場に到着するなり車ごとフェリーへ乗り込む。
初体験だぜ、いえーい。



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乗り慣れている地元民は車に乗ったままだったが、わたしたちは観光客なので車を降りてフェリー内をウロウロ見回す。
特等席で自撮り棒を持っているのは中国人。
ほんと、どこにでもいるんだな・・・。



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小腹が空いてきた。
そういや里から出るとき、ばあさんがおむすびこしらえてくれたんだっぺか。
(訳:忘れの里雅叙苑のアウト時にスタッフからおにぎりを頂いたんだった)

いただきまーす。パクリ。梅干しが入っていて美味しい。
卵焼きは食べられないのでダンナにあげる。
こういう時おにぎりを少し分けてくれてもいいんじゃないかと思うんだけど、そう伝える前にダンナ完食。こいつ・・・。



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所要時間はたった15分の、フェリーの旅。


中国人たちにまみれながら写真など撮っているうちに、桜島到着。
お腹が減ったので、ここで昼食を摂りたい。

雅叙苑のスタッフに聞いたところ国民宿舎などのランチするところは幾つかあると言っていたが、スマートフォンで確認したところランチタイムが終わっていた。
探し続けていたらなんとか営業していそうなカフェを見つけたので、カーナビに電話番号を入力して、いざ出発!


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中国人たちは何処へやら、道路には地元ナンバーしか走っていない。
雰囲気がちょっと沖縄みたい。


「cafe しらはま」到着。

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予備知識なしで訪れたカフェは無農薬野菜を使ったオーガニックカフェだったらしく、店内のホワイトボードに無農薬に至るまでのオーナーの生い立ちのようなものが記されていたり、地元の人が撮ったらしい桜島大根の写真などが飾られている。
店内の本棚にはわたしが日頃から読み漁っている健康系の本がずらりと揃っている。
気になる気になる。



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ランチプレートを2人分注文した後本棚の前で書籍を眺めていたら、スタッフの女性がテーブルのダンナに話しかけていたので席に着く。
「たくさん採れたんだけど見た目が悪くて売れないから、良かったら食べて」
テーブルにはたくさんの小さなみかん。
食べてみると、甘くてンマイ♡



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椿をあしらった色鮮やかなランチプレート登場。
アレルギーのことを言い忘れたのでスープの材料を聞いてみたら、牛乳ではなく豆乳を使っているとのことで一安心。
鹿児島らしく全体的に甘めの味付けだけど、ひとつひとつが丁寧に作られていてとっても美味しい。

「あなたたち今日来て良かったわよ~、明日だったら防災訓練だったから」
とニコニコ話す女性。
桜島は火山灰が酷くて大変なこと(降灰予報という天気予報みたいなのがあるらしい)、この小みかんは世界最小だということ、わたしたちが座っている席に鶴瓶も座ったこと、無農薬栽培を確立させるのに6年かかったことなどを教えてくれる。


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食後には小みかんで作ったジャムの乗ったチョコレートケーキ、そして黒糖を添えたブラックコーヒーでもてなされる。
鹿児島ではコーヒーに黒糖をあてるそうで「少しずつ食べながらコーヒーを飲むの」と教えてくれた。確かに忘れの里雅叙園のウェルカムアメニティーに出されたのも黒糖菓子だったのを思い出す。
とても嬉しかったので、小麦粉使用とわかりながらも全部いただく。



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話の流れで店の横にある桜島大根の畑を見せてもらう。
教育の一環として地域の幼稚園や小学校で桜島大根の大きさを競うコンテストをしているらしい。

cafeしらはまでは冬はメニューが桜島大根だらけになるとのことで、特に大根の天麩羅は絶品、それに鹿児島名物の「がね」はおやつにもご飯にもなる最高のメニューなどなど・・・食べることが大好きな店のおねーさんの話は止まらない。
それと、やはり鹿児島県民は甘いものが好きだということもここで判明。

帰りに、食べる前にもらった以上の小みかんをどっさりくれた。
「ありがとうございました!」お礼を言って車に乗り込む。
「えっ、あなた(わたし)が運転するの!?」
「そーなんです、この人免許持ってないんです」
埼玉は車がそんなに必要ないのねと言うのが聞こえたが、そうではない。目が悪いだの言い訳を言って免許を取れないようなテイでいるダンナだが、実は就職前に教習所に通っていたのである。ただ続かなかっただけで・・・。


それにしても人の温もりを感じるとても良いカフェだった。
次鹿児島に来ることがあったら、また来るぞ。



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カッコよく立ち去ったは良いものの、行き先が見当たらなかったので停車。
ここがいわゆる退避壕なのか。

あまり時間もないので道の駅に寄ることに。



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道の駅「桜島」火の島めぐみ館、到着。
ここでは鹿児島土産が豊富に揃っていて色々買いたかったが、帰りの鹿児島空港で時間が余ることを考慮し、ここでは眺めるだけに留めておく。

外の自動販売機には鹿児島のミネラルウォーター「財宝」が。
一昨年財宝を箱買いし職場に持って行ったら「またそんな怪しいの持って」と言われたわたしだが、ここでは財宝が一般的と知りホッとする。



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桜島コンビニエンスストア桜島バージョンになっている。

ファミマに入って色々眺めたいが時間的にキリがないので、そろそろフェリー乗り場へ戻る。



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さらば、桜島


いよいよ3日目の宿へ向かいます。