susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

宮崎・鹿児島旅行【8】SHIROYAMA HOTEL kagoshimaに宿泊

2日目の宿泊先「忘れの里雅叙苑」で予算オーバーになったため極力安価に抑えることとなった3日目の宿は、修学旅行で利用したあそこや温泉施設が遊園地のようなあそこも検討されたが、結果的に”九州一朝食が美味しい”とされる「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」という老舗ホテルに決定した。

結局食い意地かいって感じだけど否定はしません。



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久しぶりに利用する老舗系ホテルはスタッフが「THE ホテル」といった感じの堅苦しい対応で逆に新鮮。
笑顔もそこそこ極めて丁寧な言葉遣いで部屋を案内され、こちらも非日常感を味わいながら説明を受ける。

リニューアルされたのかカーペットや調度品はきれい。



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窓からは桜島が見え・・・るけど、かなり曇っており、そのうち見えなくなる。




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後から気づいたのだが、部屋に準備されたパジャマ(?)で大浴場まで行っても良いっぽい。



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ミネラルウォーターは無料。



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グラスは老舗ホテルらしく、ワインが美味しく飲めそうなものが常備されている。

ミニバー冷蔵庫内にはなぜかポテトチップスが。
その他コンビニエンスストアで買えそうなラインナップが充実。



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最近流行っているらしい持ち出しOKのレンタルスマホ「ハンディ」も有り。



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バスルームも今時っぽく改装されていて、とてもおしゃれ。



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大浴場があるので使用しなかったが、シャワーブースだけが完備。
トイレも最新。



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アメニティも普通に揃っています。
何気に固形石鹸の使い心地がとても良かった。



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誕生日利用と予約時に記載したところ名前と日付を聞かれたので、アレルギーの為食品は要らない旨を伝えたところ準備されたブリザーブドフラワー。
とっても嬉しかったが、この時少々の土産に加え、雅叙苑で頂いた野菜のブーケとcafeしらはまで貰った大量の小みかんを持っていたため置いて帰ることに。

気持ちだけはいただきました、ありがとう。





予定ではこの日ホテル内のバーで飲もうということになっていたので、先に夕食を済ませ、帰ってきて風呂、そしてバーという順を踏んでいくことに。

まずは天文館へ!

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ホテル発のバスに乗って鹿児島中央駅へ向かう。
ここから天文館に向かうのだが、とりあえず、とダンナが駅構内の観光案内所へ出向き地図をもらう。
スタッフにおすすめの飲食店を聞いてみる。
「そうですね~、丸ばっかりになっちゃいそうですが」と言いながらお勧めの店を蛍光ペンで記す。
路線バスで行くと良いとの情報を得て、地図を持って乗り場へ向かう。



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ものの数分で天文館あたりに到着。

なんか・・・タイのナイトバーゲンに似てる。

丸を付けてくれた飲食店を目指しながら土産などを入ったり出たり。
途中「ミキ」という甘酒っぽい飲み物を見つけて飲んでみたが口に合わず。
天文館はあれだね、吉祥寺のデカイのみたいだね。

目指していた店がなかなか見当たらず、かなり歩いた後にたどり着いたお勧めの店の一つがこちら。


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ごあいじん・・・?
しかも本店て書いてあるから、鹿児島のチェーン展開された有名な店てことかな?
わからんがお勧めらしいので入ってみる、ごあいじん。


この日は土曜日だったためかやけにガチャガチャしている店内。
入り口近くにそれが売りなのかってくらい芸能人のサインがめちゃくちゃ揃っていてビックリ。

個室に案内されるが、隣の個室のガヤガヤが丸聞こえ。
メニュー表を眺めると当然の如く焼酎ばかりだったので、店員の若いおねーさんにお勧めを聞いてみると、
「飲みやすいのは富乃宝山なんですけどちょっと高めですし、蛮酒の杯なんかは割と飲みやすいと思います」
とフランクな感じで教えてくれた。
若そうだけどだいぶ飲み慣れてるな、おねーさん。


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なわけで、私は5年以上熟成させた秘蔵の古酒「蛮酒の杯」、ダンナは種子島紫芋を炭火焼きで仕込んだ芋焼酎「鬼火」をチョイスし、豚をしゃぶしゃぶしながらいただく。

ついでに刺身の盛り合わせもいただいたのだが、これがうまいのなんの。
宮崎でも思ったがとにかく鯖がうまい。そして千葉同様刺身は新鮮でコリコリした食感を残しており、それをやはり甘い醤油で頂くのだが最高に美味。



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どうやら美味しい店と判り、ごあいじん名物おでんやさつま揚げも気になってくる。
先ほどのおねーさんを呼び出し「さつま揚げは卵使ってますか?」と聞いてみると、再びサラッと「さつま揚げは卵使ってないと思いますよぉ?」と言われた。
あ、あやしい・・・。
大抵のさつま揚げに卵が使われてること知らないのかな(汗)?
と思いつつ、一つだけ注文してみる。もういいや、どうにでもなれ。

結果、美味しく楽しいひと時を過ごせた。
そして「ごあいじん」ではなく「わかな」だったと後から知る。


帰りはホテル無料シャトルバスでホテルに戻る。
そのまま大浴場へ。露天風呂はHPで見るより開放的で、夜だったから桜島は見えなかったものの入り心地はとても良かった。
入浴後服に着替えていると、周りの人がほとんど部屋のパジャマを着ていることに気づく。
「パジャマで来ても良かったっぽいね」とダンナとエレベータ内で話していたら、一緒に乗っていたおばさんが「そうなの」と言わんばかりにうなづいていた。
「このホテルへは常連で来られてるんですか?」と尋ねてみると「常連ってほどでもないんですけどね」と嬉しそうに話し始めたおばさん。
鹿児島は知らない人と気軽に話す文化でもあるんかいな?カフェでも随分話し込んだけど。
「おやすみなさーい」とおばさんと別れ、部屋へ戻って支度を始める。
老舗ホテルのバーということで、スニーカー万歳のわたしはハイヒールをわざわざ持ってきたのだ。

目的は「ザ セラーN バロン・ナガサワ」というワインバーだったのだが、店の前まで来ると想像するに「苦しゅーない、近う寄れ」的なガヤガヤ感が聴こえてきたので
「嫌だね」
とダンナと確認し去ることにする。

幸いにも城山ホテルにはバーが他に2つあったので、一番静かだった「ザ ラウンジ カサブランカ」というシットリとした夜景の見えるバーへ行くことに。



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予め飲みたいと思っていたワインがなかったので、ダンナは城山ブルワリーのオレンジピールの入ったビール、わたしはたんかんフレーバーのシャンパンを注文。

バーのスタッフも老舗らしく、フレンドリーな感じは一切ない。



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そのうち生演奏が始まる。大人な雰囲気でめっちゃいい感じ♪
わたしとダンナはうっとりと聴きながらいちいち拍手をしていたが、近くにいた外国人客はおしゃべりに夢中で全く聴いていない。
外資系ホテルで朝食摂ってる外国人もだいたいそんな感じだけど、一体何をそんなに夢中で話しているのだろう?



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部屋に戻り、天文館で買った蒸気屋のかるかん饅頭をいただく。
ダンナの選んだ”かすたどん”はかるかんではなく「萩の月」みたいな味らしかった。
どちらが先かスマートフォンで調べてみたら”かすたどん”のCMが今を騒がす歌姫を起用していたことが判明。埼玉名物”十万石饅頭”のCMと張り合えるくらいのなかなかのクオリティだと密かに思った。


宮崎・鹿児島旅行【8】に続く。