高知旅行【5】荒ぶる海とふたたびのひろめ市場
さて、帰りの飛行機は18時なので時間はたっぷりある。
どうしようか。
駅前の綺麗な観光案内所でおねーさんに相談してみる一行。
ワシら「18時の飛行機まで暇を潰せるところはありますか?例えばアンパンマンミュージアムとか・・(別に興味ないけど)」
おねーさん「アンパンミュージアムですと少し遠くて電車とバスを利用するので、他はどこにも寄れない感じになります」
ワシら「ほかにどこか何かあります?」
おねーさん「MY遊バスというのがあって、パスを買っていただくと牧野植物園や五台山竹林寺や龍馬記念館、あと桂浜も行けます」
埼玉県民は海に思わず反応した。
ワシ「どこが一番おすすめですか?」
おねーさん「桂浜は晴れているととてもキレイなんですけど・・・雨が降っていなければ」
見合わせる埼玉県民。
・・・行くか。
「ぜひ荒ぶる海を楽しんできてください」とのお言葉を頂き、わたしたちはひとまずバスの時間まで駅前のカフェで一休み。
なんだろうね、この「海ならなんでもいい」感は。
埼玉県民としては、観光名所がなくても海さえあれば特別な感じがしちゃうだね。
てことでMY遊バスチケットを1,000円で購入し、バスに乗り込む。
車窓からは土砂降りによるびしょ濡れの窓しか見えないのだが、これも高知らしさと受け止めて・・・
ダンナのスマホで位置を確認。今この辺。
桂浜に到着ー。
雨がやばい。もう海チラ見してすぐ次のバスに乗ろう、と思ったら止まっていたバスはわたしたちは乗れないバス(行きか帰りしかチケットは使えない)だったので、心底恨みつつ土産屋を物色。
素通りしてよかったかもしれない自動販売機。
なにこの悲壮感・・・。
再び桂浜を見に行くことに。
荒ぶる海、参上。
でもザッパーンて感じの海は高知のイメージにぴったりな気が。
もうスニーカーとかグッショリ。
一応見ておく。することないから。
あまりに時間を持て余しているので、水族館に行ってみようかということになったのだが・・・
誰もいなさそうで入りづらい。し、興味も湧かない。
近くの公衆トイレに入ったら水洗トイレの水すら潤沢だった。
ああ、なんかアシカの鳴き声みたいなのが聴こえるけど・・・
セミもめっちゃ鳴いてるし・・・
二人で海でも眺めていたら、ちらほらと観光客がやってきては戸惑った様子を見せながら水族館に入ったり入らなかったりしていた。
こんな土砂降りでも桂浜には人が来るもんだなあ。
とさでんは使えないシステムなので1時間半後の周遊バスを大人しく待ち、どこにも寄らず昼食を食べるため再びのひろめ市場へ向かう。
バスの車窓から見えたのは、雑草がボーボーに生えた墓地がいくつかと、この土砂降りの中傘をささないで自転車に乗っている学生たち何人か。
ひろめ市場に行く前に、行きに寄った大丸へ店員さんに約束していた日本酒を買いに行く。
ワシら「買いに来ましたー」
店員さん「確か埼玉から来たって方ですよね」
ワシら「そーです」
店員さんの娘さんが埼玉に住んでいたことがあるらしく、しばらく埼玉話に花を咲かせた後店員さんから言われた衝撃の一言がこちら・・・1・2・3。
店員さん「埼玉の魚は目が死んでる」
ですよね~と少しもダメージを食らわず共感する埼玉県民。他県民だったら大顰蹙なんじゃないかと後で思ったけど、どっちにしてもわたしたちには自分たちのことを言われているという自覚がどうも薄いらしい。
無事高知の美味しい日本酒「安芸虎純米大吟醸」を購入する。
さて、ひろめ市場に戻り、まずは我が家の猫たちの土産のカツオを買い、わたしが選んだお昼ご飯は、今度こそと買った田舎寿司とカツオ叩き、そして一度飲んでみたかった栗焼酎ダバダ火振。
田舎寿司は見た目すごい地味だけど、意外にもコンニャクとかめっちゃ旨し!
最近魚の寿司より太巻きばかり食べているわたし。
ダバダは思ったよりあっさり風味。
鰹は肉厚で当然うまし!ついでにシジミの味噌汁追加する。
お店のおじさん曰く「ここで食べてもいいよ」ていう意味の猫シール。
お持ち帰り商品もここで食べると貼ってくれる。かわいい。
ダンナは200円のうどん。プラス天ぷらも追加。
お腹が満たされた後は、帰る前に寄りたいと思っていたはりまや橋前の和菓子店へ。
有名なのかな?かんざしって店。
ここで帰りの飛行機で食べる和菓子を購入。
はりまや橋の交差点は奇跡の交差点らしい。
気づけば夕方だったので高知空港行きのバスに乗り空港へ。
さらば、高知・・・!
高知の女性はみんな島崎和歌子みたいな鼻の形していたなぁ。
大量に買ってくればよかったかも。