susieの旅ブログ

埼玉在住都内に勤める40代主婦の旅と本の記録。

神戸旅行【1】~あこがれの港へ~

 
 10月27日、ダンナと2泊3日神戸に行ってきました。
 神戸に行きたいと思ったのは、ふらっと立ち寄った本屋の旅行雑誌コーナーで見つけた一冊の雑誌がきっかけでした。素敵な表紙に思わず「行きたいね!」と口を揃えて言ってしまったわたしたちは全く神戸の知識がないのでひとまずそれを購入し、まだ残っていたダンナの今年の有給を10月に使おうと決めたのが8月のこと。
 
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 その後古本屋でるるぶを買い適当に行き先を決めるも、基本的に旅行前に下調べをしないわたしはホテル以外のことをほとんど考えず相変わらず何を着るかだけを悩み、前日までルミネ通い。(結局なにも買わなかったけど)
 
 
 
 
 
 10月27日・・・そう、10月下旬は台風26号が猛威を奮い、旅行一週間前には27号と28号が合わせて近づき、天気予報では27日の東京は大雨。神戸はなんとか免れそうだけど、新幹線が動いてくれるか不安でした。なにしろ新幹線は中学の修学旅行以来のわたし。旅行の4分の1は新幹線が楽しみみたいなもので、指定席を取るべく前々から予約していたのでした。
 
 
 そして日ごろの行いの報いかのように(?)27日は朝から東京も晴れ!(前日は友人と市民フェスティバルに行っていましたが、やはり日ごろの行いが良いからか(??)午後から晴れ)8:30ののぞみに乗るべく早起きしたわたしたちは東京駅へ。猫たちはペットシッターに頼んでいるので家で留守番。外出するとき猫と離れるのが寂しくて半泣きしてしまいましたが、東京駅に着けばそんなおセンチな気持ちもどこへやら、人ごみで新幹線乗り場を探すのに必死です。
 
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 久しぶりの新幹線。話によれば、十数年前に比べ席が広く快適だとか。右に乗れば富士山、左に座れば海が見えると聞いていましたが、2人席のため行きも帰りも富士山側です。
 
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 食事を摂るには中途半端な時間帯だったので駅弁は買わず、ひとり100円までの駄菓子で3時間弱を持たせることに。あっという間に過ぎて行った富士山は雲でよく見えず。
 東京から静岡方面に行くにつれ都会の景色が一変し、山の麓や畑のど真ん中にぽつりと建つ家々を眺めていると、自分たちとは全く違う生活をしている人たちがいるのだなあとしみじみ感じます。自分の「当たり前」が基準ではないと気付かされ、なんだか深いような浅いような(ダンナにとってはくだらないような)ことをダンナに熱弁していると時間が過ぎてゆき・・・
 
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 正確には所要時間2時間52分、新神戸駅に到着。
 最初の感想、「意外と都会!」 でも山がすぐそこにあるのが新鮮です。新神戸駅から地下鉄で一駅乗り、宿泊するホテルやお洒落雑貨店が点在する三宮駅へ。いろいろ寄ってみたい場所はあるものの、まずはじめに向かうのは「みなとのもり公園」。
 
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 素敵な表紙の旅行誌「トラベラッコ!神戸」によると、神戸の魅力を満喫できる年に1度の食イベント「こうべガーデンカフェ」が偶然にもこの日催されており、さっそくランチをとりに向かいます。
 
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 神戸市の消火栓。ベイエリアのシンボル「神戸ポートタワー」や異人館エリアの風見鶏が描かれています。
 
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 みなとのもり公園に到着。雑誌に掲載されていた写真ほど人がいないのが気になりましたが、地味に盛り上がっています。今年のテーマは「インド、大好き!」ということで、インドを中心としたアジア料理が並び、ステージではインドの伝統音楽を演奏しています。
 
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 実はこの日の前日に、わたしのリハビリが終了を迎えました。さっさと終わりにしてジムでも通いたいと思っていたのがいざ終わってみると急に寂しくなり、なんだか就職先が決まっていない卒業生のような空しさもあり、気持ちが沈んでいたのですが、そんなわたしに妙にインド音楽がしっとり響きます。そんなわたしの気持ちも露知らず、ダンナはチーズバーガーを買いに行きました。
 
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 せっかく「インド、大好き!」なのにチーズバーガーを選ぶダンナの気持ちが理解できないまま、わたしが向かったのはやはりインドカレー店。写真右上のヘンな丸いのにナンをくっつけて焼くインド人。ヘンな丸いのの衛生管理はさておき、とっても美味しそうな本格的カレーです。
 
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 この辺で食べるらしく、皆準備良くシートを敷いたり簡易椅子を持ち運んだり。
 神戸の人(このフェスティバルにいる人)はお洒落な着こなしの人が多く、東京近郊とはなんとなく違う感じがしました。
 
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 デザインクリエイティブセンター神戸KITTOでは、これから行こうとしていた雑貨店やお洒落なカフェが出店。最近頑張ってコーヒーを飲んでいるわたしたちの前に、神戸珈琲が待ち構えていました。これは飲むしかない。
 
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 とはいえど慣れているわけではないので、2人で一杯いただくことに。横にあった「いちご飴」も気になり購入。
 
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 ひととおり楽しんだ後は、チェックインの時間まで可愛い雑貨店が軒を連ねる乙仲通へ向かうわたしたち。その途中に上写真のような都会的な通りがあり、ちょうどそこで本物のモデルさんらしき女性がカメラマンに写真を撮られていたので(後ろの車の2人)わたしもモデル気取りで写真を撮ってもらったのですが・・・この後問題になるわたしの歩き方。この写真を見ればよくわかりますが、足が身体より前に出ています。
 
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 歩いていると、行くつもりのなかった中華街が突然現れました。
 神戸に住んでいたことのある理学療法士さんによれば横浜に比べるとたいしたことないと言っていたので、あまり興味もなかったのですが、一応来たからには写真をと思い入ってみることに。
 
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 たしかに横浜と比べてしまうと物足りないくらい小規模でしたが、北京ダックがその辺で気軽に食べられるのにちょっとビックリ。
 
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 ぶたまん。可愛い。
 
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 目的の「乙仲通」に到着。天然ボケが入っているので仕方ないのですが、ダンナが頻繁に「乙女通」と言い間違えました。そんな乙仲通は外国のような素敵なお店が並びます。
 
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 「トラベレラッコ!神戸」付録の地図で探し、雑誌に載っていた多肉植物・サボテンのお店「tot-ziens」に辿りつきました。中はとても狭く、キャリーバッグを引きずってきたわたしたちは店内を楽しむのに一苦労。なにも買いませんでしたが店員さんが多肉の寄せ植えをしているところをずっと見ていたのでとても参考になりました。この店の多肉植物の多くは関東から仕入れているもので、関西より湿度の高い関東の方が多肉が育ちやすいと別の客に話しているのを聞き、関東の方がジメッとしていることにがっかりしつつも多肉栽培には俄然やる気が出たわたし。
 
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 雑誌で見て絶対行きたいと思っていた活版印刷のお店「THE LETTERS」のグッズ販売店らしき店舗「CAFEPAPIER」が隣にあり、ここでテンションMAX!わたしの大好きなレターセットやらレターセットやらレターセットやら、その他ラッピングペーパーやスタンプやここでしか買えないハイセンスなグッズに大興奮。その横でダンナがキャリーバッグでスタンプのきれいに積まれたスタンプ棚ごと倒し、そのお詫びも含めここで多めに自分の土産を購入したのでした。
 
 
 
 つづく。