沖縄・宮古島旅行【1】海とサトウキビ畑と宮古島東急ホテル&リゾーツ
この時期恒例の旅行、今年は広島に行くことになっていました。ある程度宿泊先も決め、頭の中は広島でいっぱいだったのだけれど、計画を立てるにつれ膨れ上がる旅費。
「だったら沖縄のほうが安いじゃん」
どちらが言ったかその言葉で、ダンナの気持ちがすっかり沖縄に傾いた。
沖縄か・・・。
寒い日に想像してみたら、もはや沖縄以外あり得ないような気持ちにわたしもなり、急遽行き先を沖縄に変更。
しかも、8年ぶりの宮古島。
とはいえど、なんだかんだで膨れ上がった旅費。去年憧れのブセナテラスへ宿泊したせい(過去記事参照)で、レベルを落とせなかったわたしたち(汗)。
まあでも今年は体調がすこぶる良いおかげで、”4時起き”もなんのその。
とっても良い気分で出発!
「安全のため、おはらい・・・」と言い間違えたCAのアナウンスを聞きながら、機内でおむすび弁当を平らげ(から揚げと卵焼きはダンナに)、那覇空港までの3時間熱心に機内誌を読むダンナをよそに仮眠をとる。
13時。搭乗口を出る前にトイレへ行くと、誰も利用していないのかトイレットペーパーが三角になっていました。
閑散期なのはわかるけど、中国人すらいない。
空港で待っていたレンタカーのスタッフに連れられ、レンタカー屋さんへ。
ネット予約をしていたから、一切の説明を省きすぐに車を借りる。
毎度のことですがダンナは免許を持っていないので、わたしが運転です。
去年一睡もせず運転したことを思い出す。マジで辛かったな・・・。
んでは、いざ出発!
ん?どこへ?
ガイドブックも持たず記憶だけを頼りにしていたわたしたちは、宿泊先のホテルに向かう途中にある手頃なカフェにでも入ろうとしていたが、車を走らせても見えるのはサトウキビ畑だらけ。
しかし木々もが沖縄県民ばりに濃い。
まさかのデジャブ。
地方スーパーもけっこう楽しめるもの。沖縄限定の「塩けんぴ」なるものを発見し、思わず2袋購入。8年前にはなかった「ふわわ」という宮古島土産がたくさん並んでいるが、ダンナは都内のコンビニエンスストアでも売っている雪塩ちんすこうを手にしている。
わたしは小麦と卵を抜いた生活をしているので、惣菜コーナーを見てもなかなか食べられるものがない。
ので、”ほかほかタイム”でまだ温かかった「しまとうふ」を惣菜パックに乗せて食べることに。甘くてしっかりした味でおいしい。おにぎりの中の玉子はダンナに。
沖縄の食べ物は全体的に脂っこいものが多いけど、長寿なおばあが食べているのだからカラダに良いのだろうか。
スーパー内に旅行会社が入っていたので、関東行きの旅行パンフレットを見てみる。
さて、お腹いっぱいにもなったことだし、ホテルへ向かいましょう。
その前に、ダンナが「ヨハナマエハマ」に行きたいらしい。ナビにワードを入れるが出てこない。てか、いろいろ入れても「検索できません」ばっかり。なんなのこれ。
助手席でダンナがスマートフォンで調べているけどナビ並に使えなさそうなので、案内標識を頼りに向かう。着きました。ん?ヨナハマエハマじゃないぞ?
来間前浜港です。
わたしの白いスニーカーと比べてみてもお分かりのように、エメラルドの海!
ウェディングドレスを着た人が遠くに見える。
静止画や文字にしないと記憶しにくいわたしは、映像化して記憶するタイプのダンナにいちいち来たことがあるかどうか訊く。
で、訊いた内容を忘れたので、結局初めてだったかどうかわからない(笑)。
こうして写真にしたりブログにアップすることは、わたしにはとても重要。
余程のハプニングがないと忘れちゃうから。
やっと太陽が顔を出して、エメラルドの海が乱反射する。
興奮してシャッター切りまくるけど、ダンナは「宮古島はこんなもんじゃない」と言いたげ。
あのときの感動を求めるあまり、今回の旅行ではダンナの様子が少々おかしいのです。
そろそろホテルへ向かう。
あ。
ヤギ・・・。
8年前にもいたね。写真に残したから、よく覚えてる。
今回1泊目の宿泊先は、8年前にも利用したホテル「宮古島東急ホテル&リゾーツ」。
実は不本意なのですが。というのも、2泊目に宿泊するホテルに連泊を希望していたものの、予約が取れずこちらのホテルを案内されてしまったのでした。
いつもギリギリに予約するからなんだけどさ。
ちなみに今回はHISで。
ホテルに到着。
ホテル入口にも”宮古まもる君”がいるんだ~と思ったら警備員でした。
やはりフロントの方の名札を見ても読めませんでした。
誕生日と事前に伝えてあったので高層階へ案内され、オーシャンウィングの6階へ。
見覚えのある部屋。
8年前の記憶をたどる。
以前と変わった様子はなさそうに思ったけど、
ダンナは「バスルームはリニューアルしたのかな」とおっしゃっていましたです。そうなの??
部屋から見える景色。
ホテルの目の前にある与那覇前浜ビーチは、東洋一のビーチと称されているらしい。
ダンナが夕食をとる場所を、どこかで持ってきた宮古島のパンフレットで探しています。
とりあえず平良(ひらら)周辺になにかしらあるだろう、8年前にタクシーの運転手さんに連れて行ってもらった居酒屋もその辺にあるだろうとの予想にて、平良に行ってみることにする。
ホテル玄関にあるコレ(なんていうの?)に、ダンナがやたら感動している。海にはたいして感動していなかったのに。
今回つくづく思ったこと。
我が家は車を所有していないため経験があまりなかったけど、「あっちの道のほうが近い」だので夫婦喧嘩する意味が今回よくわかった。
わたしはどちらかというと良く言えば失敗を恐れない冒険家なので(めちゃくちゃとも言う)、失敗を恐れ安心安全を目指す堅実家のダンナとは進みたいルートが全く違う。だけど折れることが出来るのは絶対にわたしの方なのである。堅実家は冒険できないから。
それはいいんだ。
なにがイラつくって、そのくせ道間違えるからなんだよ!
結局冒険しちゃってるけど。不本意だぜ。
まるで人生の進み方みたい。
同じタイプの方が喧嘩なく順調に進むのだろうけれど、自分と異なった性質を持つものに惹かれてしまうのが人間の心理なのだろう。
つまり喧嘩は免れられないってことかね。
まあ、長引かせることはだいぶなくなったけど。