北海道旅行【2】~青い池とジンギスカンと青い空!~
カーナビを「白金温泉」に設定して青い池へと向かうものの、大地は広がり放題、車は停め放題、そして写真を撮り放題。
ただし、この日は風も吹き放題。寒い寒い!
アートだね。
また赤い家が出てきたので(観光名所ではない)、ダンナと一緒に写す。
「違うんだなー」と言われた。すみませんね、違くて!
白金温泉付近に差し掛かったあたりで、素敵なお店を発見。
メニューを見てみたけど、どこもかしこもカレーやハンバーグが多い。
ので却下。
時間があったらお茶だけでもしたかったなー。
ついに青い池に到着。
2年前が蘇る。
全く同じ状況だった。この空き具合、そしてこの小雨!!
ほらな!やっぱり!!
全く同じ色だよ・・・。
夏はエメラルドなのかな?
まあ、きれいっちゃきれい。
だけど本当に様子を見にきただけなので、すぐ戻る。
そしたらダンナがブツブツ言い始めた。
「せっかくきてんのにさー、susieちゃんパッと見てすぐ戻っちゃうし、つまんないじゃーん!」
「は?別にいいじゃん、青い池はわたしが見たかっただけなんだから。それより他にもいっぱい見る所あるでしょ。時間がもったいない」
「いっつもそうだよ。時間が時間がって。オレはもっとのんびり見たいのにー!」
と言われてふと思い出した、香港でのこと。
わたしって結構せかせかしてんのかな?
ただ合理的に動いているだけなんだけど・・・とかいうと感情がないとか言われるし。
と軽い口喧嘩をしていたら、だんだん日が差してきた。
運転にも集中しないといけないからじっくり見られなかったけど、助手席のダンナが一生懸命撮影してた景色。
どうやら2年前とは違う道を走っていたようでおしゃれなカフェは出てこなかったけど、それどころじゃないくらいの絶景。
上富良野で郵便局を発見したので、わたしだけ降りる。
限定の切手シートを探すと、思った以上に種類が豊富でビックリ。
ついでに午後に向かう予定のファーム富田のラベンダー情報まで教えてくれたり、とにかく優しくてほっこり。
切手シートは2枚お買い上げ。
レンタカーの人もそうだったけど、富良野の人はとても親切。
観光地化された町って意外とそうでもなかったりするんだけど、日本一美しい村に選ばれただけあるな。
早速ナビを設定し直す。
ジェットコースターの道にも行ってみたかったけど、似たような場所はいくらでもあるからまた次回でいいか。
さすがにわたしも運転に慣れてきたな。
ジンギスカンのお店に無事到着ー!
全然車とすれ違わなかった割に、結構駐車してる。
「ひつじの丘」って名前らしい。
待ってる人もいたので人気店なんだろうな。
ダンナがボードに名前を記入。
みんな苗字だけしか書いてないのに、フルネームで書くダンナ。
「呼んでくれるかな?」だって。恥ずかしいわ。
眺めがとっても良い。
そんなに美味しいジンギスカンって、ますます気になる。
あまりに暇なので、うさぎ小屋でうさぎと戯れる。
見た目はまあまあ可愛いけど、けっこう寄ってくるのがちょっと・・・。
あと息が荒いのが・・・。
隣にはジンギスカンになる予定の羊が?
「サイボクハム」も残酷だけど、良い勝負かね?
しかしだるそうだな。
寒くなかったらベンチでのんびり待ちたい。
寒いから無理。
やっと”苗字だけで”呼ばれ、店内へ入る。
ミシュラン1つ星の割に安い。
日本人っぽくない店員の優しそうなお姉さんにオススメを訊いて、サフォークとオリジナルを注文。
ダンナはお馴染みのクーポン(スマホ)を利用し、しぼりたて牛乳を頼む。
わたしは乳製品アレルギーなので、ニンジンジュースにする。
ジュージュー。いい匂い~とかってより温かい。
ダンナは基本的にクセのある食べ物は好きじゃないけど、ジンギスカンが美味しいということをここで知り、その後もやたら羊肉を食べたがっている。
ダンナに好きな食べ物が一つ増えてよかったな。
鉄板に肉がなくなった時点ですぐに撤去され「ごゆっくり」と言われたけど、おかげで寒くなったのですぐに退散。
さてさて。
そろそろファーム富田に行かないと、時間が迫ってきてしまうがな。
車内から撮影しつつ、ダンナ憧れのファーム富田へ急ぐ。