GO TO キャンペーンでキャピトルホテル東急のクラブフロアに宿泊【1】お部屋編
1月の沖縄以降コロナの影響でどこにも旅していない我が家。
それどころか4月に感染したのか長らく体調を崩し、もはや旅行どころではなかった。
しかし、宿泊飲食業を応援するため宿泊費が35%オフ+地域共通クーポンが貰える国の政策が東京都にも適用可能と同時にわたしの体調も上向きとなり、久しぶりの都内高級ホテルステイを計画することになった。
お馴染みの一休.comで、価格を大幅に下げているクラブフロアのプランを検索。
結果、新しく改装した「The Okura Tokyo」か「キャピトルホテル東急」にしようということになり(※)、アレルギー対応をどの程度してくれるかをそれぞれ電話で問い合わせたところ、オークラの方は対応はおろかコロナでブッフェメニューが減っているとの答えに対し、キャピトルは「お客様専用のプレートをご用意致します」とのことだったので、キャピトルホテル東急に一泊することになったのである。
※この時点でダンナからキャピトルは2年前に立て直したと聞かされていたが、実際は建替から10年経っていることを後に知ることになる。
お客様専用のプレート・・・。
思い出すのは過去に最高の対応をしてくれた二つのホテル。
特にインターコンチネンタルのクラブフロアは完璧すぎた(初日だけ)ので、そこまでは期待しない(汗)。
で、翌日。
わたしもダンナもほぼほぼ出勤と同じルートを辿り(わたしに至っては職場の近くすぎる)溜池山王へ向かう。
前日宿泊を決めたので知らなかったのだが、ホテルの近くに大きな鳥居がある。
よくわからなくてグルっと遠回りしたのだが、ホテルへはこのままエスカレーターを上り神社を突っ切って行くのが最短距離らしい。
よくわからないところからホテルに入り、クラブフロア予約なのでそのままエレベーターで27階へ。
コロナで貼られたソーシャルディスタンスのマークがオサレ。
「SaRyoh」と書かれた和風のラウンジに通され、インターコンチネンタル同様チェックインの前に飲み物を選ぶ。
本来ならいきなりシャンパンを選びたいところだが、調子が良くなってきたといえど抗不安薬を1日2回飲んでいる身なので、不安なんて何もないが一応緑茶にしておく。
どうやらアレルギー対応しなくても良いメニューで、「白玉に使われている澱粉が何由来かわからないので抜いてお出ししましょうか?」と言われたけど一応出してもらった。
てことは白玉は手作りじゃないってことか。
ダンナの頼んだシャンパン。
アレルギー対応を頼むとすごく神経質だと思われそうなのが嫌で、普段以上に明るく振舞いたいのだが、こういう時スタッフに積極的に話しかける(というか出しゃばる)のがダンナなため、ただニコニコして黙っている女になってしまい余計気を遣わせてしまってる気がする。
しかしそれ以前にダンナが勝手に暗い席に連れて行こうとしたり勝手にオーダーしたりとイライラしていたので、どっちにしてもスタッフに気を遣わせただろうしわたしも神経質なのは間違いないのだろう。
別にここを選んだって良いだろうに、なぜか電気の付いていない個室みたいな場所に誘導するダンナ。
結局採光抜群のカウンターに変えてもらった。
しかも端っこに誘導するから窓の外があまり見えなくて再びイライラ。
途中で席を変えてもらう始末。
(言っときますけどカウンターには誰もいません。)
職場が近いので知ってたが、土日の国会議事堂周辺はこんな感じ。
ラウンジで軽食を頂きながらチェックインみたいなホテルは、ラウンジの軽食を自由に取ったりしにくいのが難点。
小麦だらけで食べるものがないにしても、芸術的なアラカルトを眺めているだけでも楽しいので、スタッフの隙を見計らってウロウロしていると、「お嬢様、なりません!」的な感じで小麦を使われていて食べられないと言われてしまった。
いや、いいの、見たいだけ(汗)
誤解のないように追記しておくと、ここのクラブフロアのスタッフはめちゃくちゃ対応が良かった。口コミにも書かれていたけど、スタッフというより固有名詞を使って語りたいくらいの素晴らしいスタッフが一人ではなく何人かいた。名札見てないけど。
ミックスナッツがあったのでジンジャエールを頼んで食す。
とっくにチェックインは終わっているのにいつまでもボリボリ食べているふたり。
でもいつまでも居座るのは良くないとすぐに退散するのは日本人の良くない刷り込みだと思う。
ホテルでくっちゃべってる外国人はたいして注文もせず何時間でもいるからな。
1時間ほどゆっくりした後同じフロアの部屋へ向かう。
部屋を開けたら出てくる・・・み???
何も知識がなく入れば何も思わなかったと思う。
ダンナからこのホテルは2年くらい前に建替してると聞いていた。
・・・にしては、全体的に低い。
絶対嘘だと思って調べたら、やはり10年前だった・・・。
10年前って知ってたらオークラに泊まってただろう、あそこは確実に新しいし綺麗だし満足してただろう、そしてアレルギー対応はおろか食べるものがたいしてなくてガッカリしていただろう、だからありがとうダンナ(?)。
もはやどこにでもあるネスプレッソ。
ミネラルウォーターは常温2本に冷蔵庫に2本、これもいつの間にか都内ホテルの常識に。
今コロナで冷蔵庫内がこれしかなく、注文式になっているらしい。
これらは全て無料。
ていうか見ながら聞いてて欲しいんですけど、ああいうこと多いんですようちのダンナ。
こないだなんて「泣けるラブロマンスだって」という触れ込みで『はじまりのうた』という洋画を観させられたんですけど、観続けても観続けても誰もくっつかないんですよ(爆)
ヒューマンドラマって知ってたらめっちゃ良い映画だったのに、ラブロマンスって思って見てたから面白さ半減してしまうっていう・・・どうしたらそういう間違いになるかな。
ドアを開けるとこんな感じ。
まあまあ広いけど全体的に低い。
10年経ってるにしては綺麗だったかもしれない。
ウェルカムアメニティ。
食べて見たけど何でも美味しいと思えるわたしの口から珍しく「まずい」という言葉が出た。
一体何が入って不味かったのか逆に気になる・・・。
おこもりステイだからと家からレンタルで借りてきたDVDを持ってきたのだが、DVDを観るための機器が何もなかったので観れなかった。
頼めば持ってきてくれたかもしれなかったが、どっちにしてもそんな時間もなかったから良しとする。
風呂場。
バスソルトの睡蓮&イランイランの香りがとても良かったから一つ使って一つお持ち帰った。
向かい側にシャワーブース。
ベーシンが離れているのはちょっと使いづらい気もするが。
トイレにも流しとタオルがあったのは使いやすかった。
ほとんど使わなかったから使い心地はわからなかったアメニティ。
多分十分揃っているのでは。
ボトルアメニティは「テマエ」という茶道と通ずるイタリア製だけどパリスって書いてあるブランド。結局どこのなのだ??
はだけることで有名な(?)バスローブは内側に紐が付いていてはだけないようになっていて着心地良かったし、スリッパもふっかふか。
使い心地といえば、部屋のテーブルが高さ調節できるようになっていて、ルームサービス頼んで腰屈めてパン齧らなくても良いようになっているのがすごいと思った。
普通に考えて低すぎるんだよね、高級テーブルって。
ところで今回GO TOキャンペーンを利用したため、地域共通クーポンというのが1万円分ある。
はじめに言っておくと、一休で予約するとそのクーポンは電子クーポンになるので使えるところがホテルか一部のコンビニくらいになってしまう(現時点)。
色々な店で使いたい場合は一休とyahoo!トラベル以外で予約した方が良い。
それを知らずに一休でいつものように予約したわたしたちは早速振り回された。
「使えるところがないよ、でも明日まで使わないと使えなくなるよ」
わたしのブログをご覧になられている方ならご存知かもしれないが、わたしは計画を立てるのが大の苦手だ。
しかしありのままのわたしでいたら1万円をドブに捨ててしまうことになる。
そこで提案した。
「バーで使おう。そうすればあっという間に1万円なんかいく。でも薬飲む時間と4時間空けないとダメだから22時に寝るとしたら18時までにバー行こう。そしたら17時に行けばいいか。あ、でもそしたら17時のカクテルタイムに行けなくなるね・・・」
心底抗不安薬を恨んだ。
ひとまず考えることをやめた。
外を見下ろすと神社が見える。
行ってみたいな・・・
だけどどのタイミングに行けるだろうというくらい、クラブフロアに宿泊すると余裕がない。
いや、食べるのやめれば良い話なんだけど。
そうこうしているうちにカクテルタイムの時間になってしまった。
夜はどこかに食べに行こうと思っているのだが、そうするとスパで入浴出来なくなりそうだ。
何もかもコロナで時間短縮したせいだ。