宮城・松島旅行【2】松島一の坊”料理長厨房ビュッフェ青海波”で夕食
「宮城・松島旅行【1】松島一の坊・五大堂」の続き。
一泊旅行は時間が命。
サクッと見たら、サクッと戻ります。
夜遅くに行けばきっと空いているだろうが、わたしは晩酌の予定があるため、何が何でも夕食前に入っておきたい。
というわけで、ダンナを差し置いて(彼は普通の露天風呂へ)ひとり「庭がSPA」へ急ぐ。
庭がSPAでは初めての岩盤浴体験。タオルの使い方に戸惑う(汗)。
お風呂にはやはりおばさんグループと被ってしまったので、端の方でひっそりと浸るわたし。
なんでおばさんって、あんなに露出しても恥ずかしくないのだろう・・・。
わたしももう少し年取ったらあんな感じになるのかな?と想像してみたけど、多分ならないと思う(汗)。まずあんなに肉ついてないし。
庭がSPAを堪能した後、作務衣姿でダンナとお庭散歩。
聞いたことのない鳥の鳴き声に耳を澄ます。
チャペル。
お風呂上がりの散歩は気だるくていい感じ。
・・・なんてゆっくりしている暇はない!
夕食はラストオーダーが20:00。
さっさと夕食会場である「料理長厨房ビュッフェ青海波」へ向かう。
あまりこだわりなく決めてしまった松島一の坊の唯一期待していたビュッフェは、割と新しくできたらしく、目の前で料理人が牛タン焼いたり寿司握ってくれたりしてくれるのが売りなのです。
都内にあるこのようなタイプのビュッフェは、料理人が無愛想で頼みづらくて食べられないみたいなことが起こったりしてあまり好きでもなかったんですが、こちらのブッフェはフレンドリーとはいかずとも話せば色々説明してくれてとても良かった!
ちなみにレストランは宿泊でなくとも9,000円払えば利用できます。
9,000円×2・・・宿泊料どうなってんだ??(ってくらい安かったですけど)
日本酒のメニューは上記の通り。
ドリンクフリーもあったけど日本酒は下の3種しか選べなかったので、わたしは「一の坊特別純米酒ボトル」をチョイス。
このお酒は”一ノ蔵”が一の坊用にオリジナルで作ったものらしい。
ダンナはいつもの生ビール。
お酒を頼んだら早速厨房へ。
ざっとみたところ野菜類は少なく、海鮮・肉類が多く感じました。
(それに関して特に不満はない)
あれもこれも食べたいけどアレルギーが心配。
よく「アレルギーの方はお気軽にお申し付けください」と書いてあるけど、言ったところで「入ってます」とか「食べられません」で終わっちゃうのであまり聞かないことにしている。
余談だけど、先日行ったグランドプリンスホテル新高輪のブッフェは、わたしのしょーもないワガママ(ジェラートの飾りに使われているフルーツだけを食べたいというもの)を見事にスマイルで叶えてくれました。
すっっごいサービス良かったから、ここで言いふらしてみる。
腸活&アレルギー改善のため、まずは食物繊維から。
毎回思うけれど、わたしのチョイスとダンナのチョイスがまるで違う。
お昼に食べた牛タンにも付いていたので気になって料理人さんに聞いてみた、牛タンに添えてある味噌のこと。「南蛮味噌」というらしいです。いや違うの、この緑のは何かと聞いたんだけど、まあとにかく定番ということはわかりました。あとで調べたら青唐辛子だったのね。ネギかと思った。
まあ、寿司には合うので飲んでおく。
それよりも目を引いたのが、醤油の飲み比べ・・もとい、付け比べ。
寿司職人さんが丁寧に説明してくれて、良かったら比べてみてくださいと言われたので、3種小皿に入れて試してみました。
確か一番左の「太田屋」はなんとか賞金賞とか言っていたような。
3種とも宮城の醤油です。
比べてみたところ、埼玉県民の舌にはどれも味が薄いといった印象。(わたしの舌が確かなら・・・)
真ん中の川敬醸造の醤油が個人的には好みだったけど、とにかくたっぷりつけないと物足りなさがある。
それより刺身がめちゃくちゃ美味しいので良しとする。
マグロが美味しいって今まであんまり感じたことがなかったので、ちょっと感動。
スイーツもそれなりに揃っておりますが・・・わたしはほとんど食べられない。
でもこの頃あまり体がスイーツを求めなくなったような。
食べ終わってからバーの方に顔を出してみました。
夏らしくていい感じ。
やっぱり日本酒はボトルも楽しみたい。
ラストオーダーの時間ギリギリまで堪能したら、お次はフロントでジャズコンサートが始まります。
始まる前に赤ワインとおつまみを準備。
毎日夜に開かれるコンサートのこの日のピアニストは、宮城出身の男性。
オリジナル曲や「She」「wave」といった名曲のジャズアレンジを奏でる姿に、聴いていた宿泊客はみんなウットリしていました。
わたしはウットリ聴きながら、
などと考えていました。
最後に紹介した名前を覚えていたので、この記事のために調べていたら、ピアニストの方はうちのダンナと生年月日が全く一緒でした。
なんて奇跡。
「宮城・松島旅行【3】」に続く。