高知旅行【3】オーベルジュ土佐山に宿泊
くねくねした山道を走り、トンネルに入ったとき一瞬注文の多い料理店のような展開が待ち伏せているのではないかと不安になったくらい山奥だったけど、オリエントホテル高知を出発してから思ったより時間は経っていなかったと思う。
いよいよ「オーベルジュ土佐山」に到着。
車を降りるとすぐにスタッフが荷物を持ってくれて、フロントへ案内してくれる。
こんな山奥にこんな素敵なホテルがあるなんて・・・!
バーカウンターのあるラウンジでチェックイン。
ウェルカムドリンクとお菓子をいただく。
わたしはアレルギー対応で「芋ケンピはお召し上がりになられますか?」と言われ、張り切ってYESと答える。
飲み物はゆずジュース、ダンナは小夏のスパークリングワイン。うまうま。
「さっきまで大雨だったんですよ」とスタッフに言われながら部屋を案内される。
ちょうどこの時だけ奇跡的に雨が止んでいたが、大雨なら高知城とひろめ市場で体験してきたわたしたちである。
ていうか、わたしたちの部屋は何処・・・?
オーベルジュ土佐山はホテル棟とヴィラがあって、ちょっと奮発してヴィラを選んだのだが・・・思ったより距離があるぞ(汗)。
橋から眺めた景色。
美しい棚田に川のせせらぎ・・がこれを見た人は想像するかもしれないが、実はこの日の大雨によりせせらぎどころではない轟音で、夜は3時間しか眠れなくなるのである。
部屋に到着。
各部屋の入り口に花が飾られているのが、このホテルの良さを表していると思う。
・・・ふと下を見たら、ギャッ!!!!ゴキ!?
黒っぽい何かがカサカサ動いたと思ったら、サワガニだったらしい。
いつものことですよ的な顔して何事もなかったかのように案内するスタッフ。
サワガニか・・・でもちょっと動きがゴキっぽくて気持ち悪いなあ(汗)。
ヴィラに入ると、今まで泊まった部屋の中で一番広いんじゃないかってくらい広くて、天井も高くて、ベッドも高くて色々圧倒される。ふぉーっ!
若干古さは否めないけど、とても手入れされている感じ。
ベッドはシモンズ社製。しかしわたしは今腰痛なのでタオルを腰に巻いて寝る予定。
ホテル特製ブレンド茶。
飲みたかったらお湯を沸かして飲んでくださいとのこと。
ミネラルウォーターは無料で2本冷蔵庫に完備してあるけど、水道水はそのまま飲めると言われる。
その上の棚に常備された、殺虫剤の数々。
虫が入ってくるので網戸は開けっ放しにしないように忠告される。
絶対開けたくない・・・!!
窓からの景色はこんな感じ。
前述の通り、自然豊かな音が心を癒しそうな風景なのだが、マジで今にも呑まれそうなくらいの轟音で滝の音が聞こえる。
このホテルは敢えてテレビを置いていないのだが、轟音で心が落ち着かないので敢えてテレビを置いて欲しい感じ。
どっちにしても湿度が高く暑いので、窓は締め切ったままに。
バスルームはあそこに似てる・・・八ヶ岳で泊まった「ホテルハット・ウォールデン」のバスルーム。
あそこも虫がいたなあ。
トイレはキレイ。
トイレットペーパーがバラの模様。
使わなかったバスルームも広くていい感じ。
ただ2日目はカエルや蛾が張り付いていて不気味だったけど(笑)。
オランダのデザイナーの自慢のオーディオが完備されていて、スタッフが使い方も丁寧に教えてくれたけど、フロントにある貸しCDが古っぽくて、結局スタッフが最初に流した曲をずっと流す。
17時に閉店してしまうホテル敷地内にある「とんとんのお店」に今のうちに行ってみる。
スタッフ曰く「東川川(ヒガシカワカワ)」と言っていたけど、未だに信じ難い。
とんとんの店では地元野菜や特産品が売っていて、ダンナがいつものように夜のおやつを買う。どうせ食べないくせに。
温泉に向かう前に自分たちで選んだ浴衣を着てみる。
ネットでちゃんと調べてばっちし着こなそうと思ったのに、短かったのかおはしょりが全く出来ず可笑しな姿に・・・柄自体は可愛いけど被写体と着こなしが台無しだったためほとんど写真は撮らず仕舞い。
ダンナはこういうのいい感じに着こなすんだよなあ、ズルイ。
高知旅行【4】へ続く。