沖縄滞在【7】スタンドアップパドルボートに初挑戦
職場の人に誘われて仕事上がりに向かった名護のビーチ。
すでに皆は海水浴を楽しんでいたので、のんびり向かいながら海の写真を撮っていると、近くにいた婦人が「お撮りしましょうか」と言ってきた。
海をバックにわたしを、という意味だったんだろうけど、せっかくなので「一緒に写ってもらえませんか」と誘い、婦人とそのご主人とスリーショットを撮り、その流れでなぜかビーチで牛汁やマンゴーやおにぎりをご馳走になり、酔っ払ったご主人と電話番号を交換することになった。
美味しい飲食店を訪ねたら「うちの上、カフェ」と言ったので、てっきりカフェオーナーだと思い、後日お礼も兼ねて再び仕事帰りにビーチに寄ってみた。
案の定ご夫婦がいたので声を掛けてみると、ご主人には多分忘れられていたっぽかった。
あんなに人のこと呼び捨てで呼んでいたのに・・・。
するとご主人は半ば強引に「SAPしろ!」と勧めてきたのだった。
どうやらカフェは関係なく、マリンの先生だったっぽい。
言っておくが、仕事帰りなので私服である。
当たり前だけど水着とか何も持っていない。
「そんなん大丈夫、海パン貸すから」的な感じで(実際もっと訛っている)デカイ海パンを借り、私服の上にライフジャケットを羽織り、見たことは少しだけあるけどやったこともやりたいと希望したこともないスタンドアップパドルボート(略してSAP)に挑戦することとなった。
てか幾らか知らないんだけど・・・。
持っていた一眼レフを先生(ご主人)に託し、言われるがままポーズを取るわたし。
ほとんどレクチャーもないままボートに立ち、進めるところまで進んでみる。
はじめの方はボートに立てず、中腰のままで普通のボートと同じ要領で奥の方まで行ってみる。
言われるがままにポーズを取り、先生に写真を撮ってもらう。
勇気を出してボートの上に立ってみると、意外とバランスを取りやすい。
立ったまま漕いでみる。・・・意外と漕げる!
夕日に近づいているみたいで、ものすごく気持ち良い。
調子に乗って奥まで行ったら、岸にぶつかった衝撃で私服のまま落ちる。
ビーチに戻ると婦人がかき氷をくれた。
先生に英語喋れるか聞かれ、話せないと言ったのだが、たまたま居合わせた外国人と友達になってくれと懇願され、かき氷を食べながら外国人と片言の英語で気まずく会話する。
てか本当に喋れないから外国人ボーイもちょっと困っていた。
暗くなるまで遊んで良いと言われたので、もう一度ボートに乗る。
先生曰く「SAPは朝が良い」とのことだったが、夕焼けが一望できる夕方もわたし的にはすごくオススメ。
夏は1日のどこかで大体降っている雨のおかげで、夕焼けが嘘みたいにきれい。
この沖縄滞在では結局一度しか体験できなかったSAPだったけど、また夏に沖縄に来たらやりたい。
※なんかヒゲが生えてるみたいなシルエットになってるけど、気のせいなので悪しからず・・・。