ハワイ旅行１日目～ワイキキ散策～

　１月１９日から３泊５日、ハワイへ行ってきました。今年も沖縄へ行きたかったわたしですが、パスポートが切れる前に行ける時に行っておこうということで、「ハワイに行きたい」と言ったのはわたしではなくダンナ。実はあまり乗り気ではなかったわたし。というのも、海外の人の不親切さに少々うんざりし、グアム・韓国ともに帰国するなり「日本人でよかったー」などと痛感していたのと、ハワイもグアムも同じだろうという考えからであったのだが、美容師さんの話によれば、グアムとハワイは全然違う！ハワイは何度も行きたくなるとのこと。といっても旅行前にガイドブックを全くみないわたしなので期待は半分、なんの知識もいれず当日出国したのでありました。

　ところが困ったことに、何故か当日緊張のためか胃が気持ち悪い・・・。ダンナは職場から直接成田へ向かうことになり、池袋で待ち合わせしたのですが、このダンナもまたデリケートな野郎でして、「オレも気持ち悪いし熱ありそう」などと言いだし、具合の悪い夫婦は成田へ着くなりグッタリ。フライトの時間まで２．３時間余裕があったので、ダンナは成田空港でシャワーを浴び、２２時日本を発ちました。

　日本時間でいうと２２時に日本を発ち、ハワイ時間でいう１９日の９時４５分に到着するまでの約７時間。この時間に寝ておかないと１日目は遊べないとのことで、１００均で買って置いたエアー枕やアイマスクを準備するも眠れない・・・。なにしろ機内食を食べたことと気圧の関係で（？）お腹にガスがたまりまくり、寝ている場合ではない・・・のはわたしだけではなかったらしい。ダンナもであった。

　ホノルル空港へ到着するや否や、ツアー客が集う端の方で半袖に着替えるわたしたち。素ッピンで来たのでメイクもしたいけどトイレが大行列。慌ただしくも支度を終え、バスでワイキキ最大級のショッピングセンター・アラモアナセンターへ。（その中にOLIOLIステーションというJTBのツアー客のためのサポートデスクがあり、後にパソコンで調べ物をしたりするのにとても助かった場所である。しかもトイレがウォシュレット！）そこで説明会を受けてから、センターの近くにあるドンキホーテに寄るわたしたち。

　←向かう途中の横断歩道近くで見た、日本人や韓国人や現地の人向け其々のパンフレットや冊子。

　ドンキホーテに入ると、そこはまさしく、あのドンキホーテ(笑)ドンペンくんのイラストもあちらこちらに出没。一回りすると、ペットグッズ売り場が。ここで一度テンションがＭＡＸに。ほとんど寝ていないことなどすっかり頭にはありません。

　ちなみにお天気は晴れ。ついこないだまでずっと雨だったらしい。雨男vs晴れ女でわたしの勝ち。

　この時点でまだダンナが「胃が気持ち悪い」とほざいていたので、食事は摂らずにひとまずOLIOLIバスへ乗りこみました。グアム同様、プランによってただで乗り放題のこの乗り心地のよいトロリーバス。日本人しかいないので路線図も日本語、しかし運転手によっては日本語を全く話さない人も。そして運転が荒い！随分スレスレを走っているので大丈夫かなぁ～・・と心配していたら、思わぬことが起きてしまいました。

　ガコン！！

　・・・歩道に立っている何かにぶつかったらしい。バス、中途半端な所で止まる。

　たまたまこの時運転手が２人いたので、その２人でなにやら話をし、ぶつけた物よりもバスのへこみを気にしている様子。

　そして乗車していた人にこんなものが配られたのである。→「事故状況レポート」。すぐさま写真におさめるわたし(笑)書く前になぜか回収されたので、どうやらもみ消されたと見た。

　そして、しきりに「アリガトー」と連呼する女性運転手。なんとか無事にホテルへ着いた。

　チェックインは１５時なのだが、荷物も重いので１４時過ぎにフロントへ行くと、スタッフの女性に舌打ちされた。わたしたち夫婦はともにホテル勤めしているのだが、正直日本でこのような行為は考えられない・・・。なんだかものすごいところへ来てしまったような気分になりながら客室へ荷物を置きに行く。

　ホテル名は「パシフィックビーチホテル」。わたしたちは職業柄わりと良いホテルへ泊まることが多いのですが、ハワイの高級ホテルに泊まろうもんなら軽く一人１０万は飛ぶので、今回は仕方なく少々リーズナブルなホテルで泊まることにしました。ガイドブックやガイドさんによれば、イメージ 2

悪いホテルではなさそうで、リピーターも多く、なにより立地が良いとのこと。そう聞いていたのだが、入ると古～い雰囲気と変な臭いが。その臭いの正体がこの巨大水槽。→これを見ながらブッフェをいただくことが出来るそうですが、まったく興味なし。

　部屋に入ると、これまた必要最低限のアメニティとツインベッド。いや・・・必要最低限もなかったと思う。覚悟してほとんどの物を家から持って来ていたが、ブラシがないのは痛い。（かさばるから）

　１２階に位置する部屋からの眺めは、左を向けばワイキキビーチが見えます。ちなみに隣の建物は、数えたら４０階近くありました。ホテルらしい。

　右を向けば、山が見渡せます。このホテルの目の前が観光客であふれるカラカウア通りなので、夜はすごくうるさくてパトカーだか救急車だかの音がウーウー鳴っていたり、車の走る音で波の音など聞こえることはなかった。

　しかし一歩踏み出せばそこは海！なぜか潮の匂いがしないのは後にわかることなのだが、不思議とプールの匂いがするこの辺りには、足の洗い場があった。

　そして浮浪者が多い。すごく多かった。ガイドブックにも載っていたが、ここは溜まり場らしい。しかも女性が多い。大抵の浮浪者はどこかのスーパーから持ってきたカートを引いて移動しているらしい。浮浪者とは違うが、何故かワイキキでは車椅子に乗った人をよく見た。

　浮浪者が多いけどハワイは街がキレイ！至る所にゴミ箱があり、小まめに収集しているのか収集車も見かけました。芝生の手入れはどこもとても行き届いていて素晴らしかった。

　冬の平均気温は２７度くらいらしい。昼間は日本の３倍もあるといわれる紫外線で焦げそうだけれど、風がとてもカラっとして気持ち良く、夜は少し寒くて現地の人も長袖を着ていました。汗ばむことはまずない。

　太陽が出ている日中のビーチは人でいっぱい。オフシーズンでもこれだけいるってことは・・・。この写真ではわからないかもしれないが、ハワイは太っている人が多い。それも半端なく(笑)そしてタトゥーしている人ばかり。

　近くにある木。この木なんの木？（調べろ）夕方になると中に潜んでいたと思われる白い鳩たちが凄まじい勢いで鳴きはじめて可笑しかった。

　日本と違って５時を過ぎても日が沈まないのが嬉しい。↑これはなんだ？（だから調べろ）

　フムフム・・・デューク・カハナモク像ってやつらしいです、今知った。サーフィンの神様だそう。

　この辺りの人々はたぶん観光客なんだろうけど、世間で言われるほど日本人は見なかった。そしてこの辺りはほとんどの人間が水着でウロウロしていた。

　かならず誰かがベンチで休んでいたり、サーフィンしていたり、ジョギングしていたり、騒いでいたり・・・若人もお年寄りもチャラ男に見えてきてしまったわたし。

　え～っと・・・たしかここはインターナショナルファーマーズマーケット。一番ワイキキらしさに触れられると思って行ってみたらグアムのチャモロビレッジとたいして変わらず、お腹が空いていたので売っていたパンを買いたかったけど虫がすごい集っていたので止めた。怪しい勧誘ムードだったのでさっさと退散。

　右の写真は、自転車置き場。ここにチェーンを付ける・・・のかしら？あまり停めている人がいなかったのでよく分からなかったが。

　実はこのカラカウア通りを、本来ならOLIOLIトロリーバスで巡るのですが、たいして寝ていない身体で歩いて周りました。２日目以外は何のプランもないわたしたちだったので、１日目に欲張ってくまなく周ったのがいけなかった・・・すっごい疲れました。体力に自信のない方は真似してはいけません。

　ヒルトンホテル前のビーチ。とってもキレイだったけど、この辺りでもうヘトヘト。夕日も見逃した・・・。

　途中からトロリーバスへ乗りこむわたしたち。６時頃になると気持ちが良かった風もただの冷風に。少々凍えながらアラモアナセンター内にあるフードコートへ。

　ここは日本・韓国・タイ・イタリア・・と多国の料理が集います。せっかくなのでハワイらしい料理となると、やはり肉。一番行列を作っていた店舗に並び、ニューヨークステーキをひとつ頼む。

　そう、ひとつ・・・・・・。

まだダンナが「胃が気持ち悪い」と。デリケート過ぎるがな（汗）。なもんで半分にしようということになったのですが、ワンプレートがアメリカンサイズ！これは充分半分でお腹が満たされそうです。味はまぁまぁ美味しい。ちょっと噛み切れなかったけれど、ガーリック味が濃いコーンが何気に美味しかった。

　これでだいたい１２＄。今現在ドルが安いので（１＄＝７７円くらい）それを２人で食べているのだからとても安い旅費になりそうな予感。

　アラモアナセンター内を歩いていると、ハワイアンコスメを売っている外国人女性に声を掛けられたわたしたち。「Are you from Japan？」と訊かれ、「ジャパン！ジャパン！」と返すと、なぜか「サイタマー！？」と大興奮する女性。なぜ埼玉県民と解ったのか、ただの当てずっぽうか埼玉に住んでいたかと思われるが、「そう、埼玉！」というとテンションＭＡＸ！手ぇダシテーとまんまとコスメを塗られ、「セルライト・ニンシンセン、シワ～、シミ～にイイ」と販売が始まってしまった・・・。「今日ダケ～、モウ１コツケル～。今日ダケ」と言われるが、全然興味ないので「２コもいらない」というわたし。「アナタイクツ？」というんで「●じゅー」というと、ニコニコしていた表情が一変。「ウソデショ！ワタシは２７」との発言にこちらもビックリ。やはり外国人は大人びている、というか日本人がよほど童顔なのか「２５デショー」とあまり信じてもらえなかった。